チェコとドイツの国境沿いにある「ボヘミアンスイス国立公園(チェスケーシュヴィーツァルスコ国立公園 )」は、まさに日常では体験できない世界を楽しめる場所です。
木々と岩に囲まれた渓谷は、心をリフレッシュさせてくれるだけでなく、わくわくするような高揚感もありました。
さらに、この日は川霧が少し出ていたこともあり、とても幻想的な世界を楽しめたと思います!
また、映画「ナルニア国物語」の数場面はこの地で撮影されたそうなので、映画を知っている方はシーンを想像しながら楽しんでみてくださいね。
ガイドは引き続きボヘミアンスイス国立公園を中心に近郊エリアのアクティブツアーを企画している「enthusia」。この近くは、サイクリングやロッククライミングの名所でもあるらしく、いろんなアクティビティが楽しめます!
現地の様子は、公式のインスタグラムでアップしているようなので、ぜひ。
Special Thanks!! → チェコ政府観光局
壮大な自然への入口
ボヘミアンスイス国立公園は、ドイツとの国境にある「Hřensko(フジェンスコ)」という村にあるんですが、この村のほとんどが国立公園になっています。
この街のWEBサイトがあったのでご紹介しておきますね!とっても魅力的です。
ジェチーンからは、ほぼ1本道で約15km。車で15分程度のところに入口がありますので、バスの方もいれば自転車で来る人もたくさんいるようです!
大通りを1本入れば、そこには岩と緑が広がっていますよ。写真では少しわかりにくいかもしれませんが、その大きさに驚くと思います。
途中、飲食店やPivovarなどもあり、大自然の中でのビールも最高だと思います!トイレについてはいくつか山道にもありますが、きれいとは言いにくいので気になる方は事前に済ませておくことをお勧めします。
ジェチーンからの道のりをgoogleマップで探しておきましたのでご参考までに。
約2時間のハイキングコースを体験!
今回のコースは、地図左側の「黄色の丸」から右側の「黄色の丸」を目指して散策するコースです。
写真の赤い丸の部分が栄えていて、ホテルやスーパーマーケットなどが集まっています。ここで1泊してみるのも面白そうですね!ジェチーンから向かう場合にも、ここが公園の入口となります。
今回は行けなかったんですが、写真右上の薄ピンク色で囲ってあるコースには「プラフチツェ門」があります。ヨーロッパ最大の自然岩石の門で、ボヘミアン・スイス国立公園のシンボルだそうです。時間や天候が問題ないのであれば、ぜひ行ってみたいスポットです。
今回は、川沿いを進む一番シンプルなハイキングコースを楽しんできました!
※マップの左から右側へ進んでいきます。
大自然に飲み込まれよう
川沿いを歩くハイキングコースは、入口を入るとすぐに大自然が広がっています。川の音、風の音、木々が揺れる音しかせず、まさに都会では味わえない体験が待っていました。
まずは、20分ほど歩いてボート乗り場を目指します!
この時点で、木々に囲まれ十分に自然を楽しんでいましたが、ここからどんどん奥に入っていきます。
まさに、覆いかぶさるような自然がそこに待っていました。切り立った岩の間を流れる川の横を歩いていくと、1つ目のボート乗り場が見えてきます。
一応、ここまでは自転車で来れるようで、ボート乗り場に自転車が並んでいましたよ。
また、このエリアでは日本語はもちろんのこと英語すら聞かなくなります。久々に、1ミリも言語がわからない地域に来た実感がありましたね・・・!
チェコは、ほとんどの観光スポットでクレジットカードが使えると聞いていたんですが、さすがに地方に来るとそんなことはないようですね。
現金を少しもって行くのがお勧めです。
さぁ、ここからは川を進んでいきます。こんなに岩に囲まれたことがなかったので、そのサイズ感に圧倒されますね。
水面には川霧がかかっていて、写真以上に美しい場所でした。
ボートを運転するのはこのおじさん。何語で話しているかもわかりませんでしたが、ボートの上は談笑が続きます。
一緒に乗ったドイツからきたおばあちゃんに、ものすごく優しい笑顔で話しかけられたのを今でも覚えています・・・笑
エンジンなどは一切ついておらず、基本的にはこのおじさんが棒で川底を押し進んでいくので、とってものんびりした時間を楽しめました!
大自然だけなのかと思いきや、ちょっとジョークを交えた仕掛けもあったので驚きました!
川の先にボート乗り場が見えてきました。
ボートを降りて、次のボート乗り場を目指します・・・!
そして、また大自然の中をボートで進み、さらにボートを降りたら40分ほど山の中を散策してゴールとなります!
あまりにも広く同じ景色が広がっていたので、写真はこれくらいにしておきたいと思います・・・!
もう一度地図を見ておきましょう!
今回のコースは、地図左側の「黄色の丸」から右側の「黄色の丸」を目指して散策するコースでした。時間があれば、午前と午後に分けて「プラフチツェ門」も楽しみたかったなぁ。
さて、現地ガイドの方とゴール地点で「お疲れー!」とか話していたら「さぁ、ビールを飲んで運動した。今度は、運動したからビールを飲みに行こう!」とのこと。
次のブルワリーを目指します!
ビールと自然を堪能するチェコの旅
▼2018年のチェコ旅の様子を1日ずつまとめています!
2018年のチェコ旅は、チェコ最大の都市プラハだけではなく「地方都市」をテーマにビールと大自然をレポート。
飛行機の移動も含めて6日間の旅では、プラハを含む6つの街を巡り、プラハ以外のチェコの魅力も発信していこうと思います!
▼Special Thanks!!
今回の旅は、旅費宿泊費の一部をチェコ政府観光局にサポートいただいております。