チェコのハーブリキュール(薬草酒)「ベヘロフカ(Becherovka)」は、日本でも購入できることもあり知っている方もいらっしゃるかと思います!
正確なレシピと製法を知る人は世界にたった2人しかいないと言われており、約32種類のハーブとスパイスのミックスした独特な味わいが人気のリキュールです。
その独特な味わいと、38度という高いアルコール度数が先行しており、お酒が強い方向けのものだと思われがちですが、適量を見つければ日本の食卓で活躍すること間違いなしなんです!
試してほしい美味しい飲み方をご紹介します。
ベヘロフカとは
チェコのお土産としても人気があるベヘロフカ。市場に出たのは1807年で、長い歴史を持つハーブリキュールです。当時は、胃の病気を治すことを目的とした「イングリッシュ ビター」として 1807 年に販売を開始しています。
ベヘロフカの発祥の地は、温泉地としても有名な「カルロヴィ・ヴァリ(Karlovy Vary)」。
リキュールを作る際に大切にしているのが“水”だそうで、このカルロヴィ・ヴァリの水はベヘロフカには欠かせないものなんだとか。
カルロヴィ・ヴァリの水、アルコール、天然の砂糖と複数のハーブとスパイスで作られたベヘロフカ。
ストレート(常温)で飲んでみるとその特徴がより分かりやすいと思います!ただ、やはり濃く感じる方も多いと思うので、まずは味見程度に!
ちなみに、「Becherovka Lemond(レモン)」 「Becherovka Unfiltered(無濾過)」など種類がいくつかあります!KV14は、赤ワインのような風味と、ベヘロフカのハーブ&スパイスのほのかな香りが融合。そして、なんと糖分0%でアルコール度数40%を実現しているそうです。
※無濾過が絶品でした!
【おすすめ!】ベトン/BETON
ベヘロフカをトニックウォーターで割ったカクテル「ベトン」。独特な味わいがマイルドになり、非常に飲みやすい爽やかなカクテルになります!
レモン果汁を加えると、よりスッキリするのでおすすめですよ。
個人的にはこの飲み方が一番好きで、脂っこい料理はもちろん、濃い味の料理とも相性抜群です。
- ベヘロフカ:30ml〜45ml(お好みで)
- トニックウォーター:適量(シュウェップス トニックウォーターがおすすめ!)
- レモン果汁:適量(レモンを絞ってもOK)
- 氷
ベトンは、餃子とも相性抜群!中華・東南アジア系の料理とも相性良いんじゃないかな?
もしベトンとして缶で販売されたら、私は買いますね。
ちなみに、ベヘロフカの味を楽しみたい方はシンプルに「ソーダ割り」もおすすめです!我が家では自家製ジンジャーシロップも加えて飲んでいます。
氷点下ベヘロフカ
アルコール度数が高いので、冷凍庫に入れても凍らないベヘロフカ。冷凍庫でキンキンに冷やし、レモンやオレンジを添えて飲むと美味!
常温ほど味や香りが尖っておらず、キンキンなベヘロフカが舌に絡まるので、暑い日やクールダウンしたい時にぴったりですね。
ホットベヘロフカ
寒い日に、ホットベヘロフカ。
薬草種のお湯割りなのでかなり健康的なイメージなんですが、香りがたつので苦手な方もいるかもしれません!
こちらにも、レモンなどの柑橘とお好みで蜂蜜を加えるととても美味しくなります!
ジュース割り
オレンジジュースやグレープフルーツジュース、コーラなど思っていたよりも幅広く相性の良いベヘロフカ。
ハーブ系との相性が良いものなら、1度割ってみても良いかも!
まとめ
基本的には、レモンなどの柑橘系との相性が良いベヘロフカ!
個人的なイチオシはベトンですが、まだまだ楽しめる余地があるんじゃないかなと思っています。