チェコでは通じない?!ピルスナーウルケル「ミルコ(Mlíko)」の真相とは。

ビールの注ぎ方の中でも泡をメインとする珍しい注ぎ方「ミルコ(Mlíko)」。ピルスナーウルケルの泡の魅力を体験できるのが特徴です!

しかし、チェコ語をご存知の方から言わせれば「Mlíko」は「ミルコ」と読む要素は少しもなく「ムリーコ」という発音になるそうです。

私はチェコ語を知らなかったので何の違和感もなく「ミルコ」と呼んでいましたが、実はチェコでは通じないんだとか・・・。

チェコ旅行の際に「通じなかった!」というのはもったいない!ということで、「PilsnerUrquell」の日本アカウントに実際のところを聞いてみたのでご紹介したいと思います!

※丁寧にご対応いただきありがとうございました!

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きっかけはこの投稿

日本にいて、かつチェコ語の知識がないと何の違和感もないんですが、記事をシェアしてくれた @RAN さんの投稿で「なるほど」と思った次第です。

ちなみに、ピルスナーウルケルの代表的な注ぎ方は「ハラディンカ(Hladinka)」「シュニット(Šnyt)」「ミルコ(Mlíko)」の3つ。

ミルコ以外は、カタカナ読みでもなんとなく通じるようですね!ただ、チェコ語をカタカナで表現すること自体が難しいことも多く「フラディンカ(フラヂンカ)の方が通じる!」ということも。

ピルスナーウルケルからのお返事について

PilsnerUrquell_JP
チェコで「Mlíko」は「ムリーコ」という発音ですが、もともとは「MILK(ミルク)」という意味を持つため、わかりやすく、親しみをもって受け入れていただけるように、日本では「ミルコ」という言葉に変化させた、という経緯がございます。

今後ともピルスナーウルケルをよろしくお願いいたします。Na zdraví!

※掲載の旨は了承済み

ということだそうです。

私もチェコに行くまではピルスナーウルケルの存在すら知らなかったですし、チェコ語に触れることすらなかったので「ムリーコ」と言われるより「ミルコ(牛乳みたいな泡だけの飲み方)」の方が確かにイメージが付きやすいなと思いました!

ちなみに。

今回の件とは別で、日本人初のピルスナーウルケル認定タップスターの佐藤氏に以前お話を聞いたとき、「持論ですが・・・」という前置きの上、ミルコについて話をしてくれました。

SATO
エール系のビール文化の国に行くと、泡立てない(泡立たない)方が良いとされることも多くあります。ピルスナーウルケルを世界中で広げるためには「こだわりの泡の魅力」を伝える必要があり、その方法として生まれたのが「ミルコ」なのではないかと。

ピルスナーウルケル定番の注ぎ方「ハラディンカ(指3本分の泡)」の魅力を知ってもらうためにも、泡をの味わいや香りをダイレクトに楽しめる「ミルコ」があると思っています。

▼記事詳細はこちら

泡まで楽しめるビールをぜひ皆さんにも飲んでもらいたい・・・!久々に、ミルコを飲みたくなりました。

まとめ

日本では「ミルコ」。

チェコに行ったら「ムリーコ」。

私も記事を書いていて思ったのですが「ミルコ(Mlíko)」という表記がややこしくするのかな?と思いました。記事を書くときには気を付けたいと思います。

この記事を読んだ方は、「Mlíko」はチェコ語では「ムリーコ」ということを知った(知っていたも含む)と思いますので、もしチェコへ行く際には「ムリーコ」という呼び方を使ってみてください!

また、日本ではわかりやすく親しみを持ってもらうために「ミルコ」と呼んでいますので、日本のお店で注文することがあれば「(本当はムリーコって知ってるけど)ミルコください!」と伝えてくださいね!

「実は、本当の発音はムリーコらしいよ!」みたいな会話も楽しいと思います。

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