ホップとビールの聖地ジャテツにあるホモ・ルプル博物館。その正体は伝統を伝えるユニークな博物館だった!

ジャテツは、ボヘミア地方で最古の最も保存状態の良い王家の町であり、ホップとビールの聖地としても親しまれている地域です。

ジャテツ産(ドイツ名:ザーツ産)のホップは、世界ではもちろん日本の大手ビールメーカーも使用するほど品質の高いホップの産地として知られているんだとか!

そんなジャテツの街にある「ホモ・ルプル博物館」は、ジャテツ観光では外せないスポットの1つ!世界で最も古いビールの墓も再現されていまして、とってもユニークな博物館でしたよ。

Special Thanks!! → チェコ政府観光局

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ホモ・ルプル博物館(Muzeum Homolupulu)とは

ホモ・ルプル博物館は、ホモ・ルプルスに捧げられた博物館。

私たち人類は「ホモ・サピエンス」に属しますが、この博物館にはルプリン(ビールの成分)が大好きな「ホモ・ルプルス」という種族の博物館なんです。彼らの歴史を中心に、色々な展示物を見ることができるのが特徴ですね。

レンガ造りの博物館は、その建物と雰囲気だけでもフォトジェニック。メイン広場からも近いので、足を運んでみると良いかもしれません!

博物館の中をご紹介!

全貌はぜひ現地で楽しんでいただき、気になったポイントをご紹介できればと思います!

今回のガイドはこちらの男性。ビールを飲みながら、博物館内を案内してくれます。基本的にはチェコ語がメインですが、英語を希望すればスタッフが対応してくれるようになっています!

博物館内はチェコ語がメインなので、スタッフにお願いするかGoogleの画像翻訳を使うと便利です。

この日は、ジャテツで年に1回開催されるビール祭りということもあり、我々もビールを飲みながら楽しませてもらいました!

ビール祭りについては、下記の記事をチェックしてみてください!

さて展示を進んでいきましょう。まずは、ホモ・ルプルスの話から始まります。

2001年4月にジャテツスクエアの舗道の下で発見されたホモ・ルプルス。骨とビールを飲んでいたと思われるグラスが、博物館に移設され展示されていました。

私はこの時点で「おや?」と思いましたが、調べた情報と合わせて全て納得!

ホモ・ルプル博物館は、ビールとホップにもっと興味を持ってもらうための博物館なんです。

英語だったので全部理解することが難しかったのですが、ホモ・ルプルスのユニークな歴史を紹介することでホップやビールに興味を持ってもらい、ジャテツという町自体にも目を向けてもらうという考えがあるようですね。

実際に、チェコの方でもジャテツにはきたことがないという人がたくさんいます。日本人が日本酒の名産地に行ったり酒蔵に行くととっても楽しいのと一緒で、チェコ国内でも興味を持ってもらう活動が行われているんです。

それにしても、各展示品を本当にまじめに説明してくれるので、最初は本気で信じてしまいましたよ!

ただ、よく考えればホモ・ルプルスの天才画家はピカソではなく「Pablo Pivaso(ピバソ)」ですし、20世紀初頭にツェッペリン伯爵が開発した飛行船「ツェッペリン」ではなく「ルッペリン飛行船」がありましたし・・・!

かなりの展示数があり、それぞれがユニークに紹介されていますのでものすごく楽しめると思います!

ジャテツで開催されたお祭りの様子なども紹介してくれました・・・!

まとめ

ジャテツを知るということは、ビールをもっと身近に感じるということ。それは毎日ビールを飲むだけではなくて、ちゃんと知るってことなんだと思いましたよ。

ホモ・ルプル博物館では、それをユニークに紹介してくれる一味違った博物館でした!

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▼Special Thanks!!
今回の旅は、旅費宿泊費の一部をチェコ政府観光局にサポートいただいております。

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