チェコ親善アンバサダーミーティングの今回のテーマは、チェコのイースターエッグ「クラスリツェ(Kraslice)」。
カラフルな色彩や細かなデザインがとっても印象的で、ハンドメイドならではの可愛らしいデザインから「これハンドメイドなの?!」と驚くデザインもたくさん存在します。
今回はワークショップだけでなく、チェコ政府観光局からチェコにおけるイースターの慣習と伝統なども教えていただき、異文化に触れる楽しさも実感できたと思います!
クラスリツェの作り方とともに、当日の様子もご紹介したいと思います。
チェコのイースター
「シュテパーンの主観も多少入っていますが」という前置きのもと、チェコ人にとってのイースターについてお話を聞きました。
実は、そこまで宗教的なイベントとしてみていない傾向にあるそうです!
「楽しい伝統!春の訪れを祝うイベント!」
「可愛いクラスリツェ(イースターエッグ)を女性からもらえる!」
そう言った楽しいイベントの1つという考え方のようです。
また、伝統行事の1つとして、男の子が女の子を追いかけて柳のムチでたたくという行事もあり、叩かれた女の子は健康や幸運が約束されるとのこと。
同じ「イースター」でも、国が変わるとさまざまな伝統行事がありますね!
チェコのイースターについては「チェコポータル」さんの記事が非常にわかりやすいので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
(男女で行事へのモチベーションも違ったりする部分もあり、勉強になりました。)
クラスリツェを作ろう!
クラスリツェを作る工程は、大きく3つに分かれています。それぞれ、当日配布されたチェコ政府観光局の資料を参考にご紹介していきます!
たまごの殻を準備する
まずは、たまごの殻を用意します。生卵の上下に小さな穴を開け、穴からフーッと吹いて中身を取り出します!
動画だとわかりやすいので、チェコ共和国公式のYoutubeもチェックしてみてください。(08:07)
また、ゆで卵でもOKだそうです。
また、野菜やスパイスなどを使いたまごの殻を染色することも可能!
オリジナリティあふれるクラスリツェを作ってみてください。
ペイントする
温めて溶かした「クレヨン」と「蝋」を絵の具がわりに、まち針で卵に模様を描いていきます。
蝋は、たくさん入れると水っぽくなります。初めは少しずつ溶かしていき、お好みの粘性に調整してみてください!
筆となるのは、まち針。まち針を逆さまにし、割り箸にテープで固定します。
まち針の「玉」の部分が大きいほど太く、小さいほど細い線を書くことができます!
「シャーっとやると線が引きやすい!」とのことで、まずは紙などに下書きしながら練習するのがおすすめです!
下書きをしてイメージができたら、実際に卵に描いていきます。
卵の殻は、強く握ってしまうと割れてしまうので注意してください!
またクレヨンと蝋を溶かして作った絵の具は冷めると固まりますので、立体的な絵を描くこともできます。
ここに参加した方々だけでも、十人十色のイースターエッグが完成しました!
リボンをつけて飾る
まとめ
筆者は、チェコ親善アンバサダーに任命されてから、新型コロナウイルスの兼ね合いもありチェコ旅をすることができていません。
しかし、定期的にチェコの文化を体感できるようなイベントが開催されるとテンションが上がりますね!
ありがとうございました!
Special Thanks!!
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チェコ政府観光局