アイキャッチ画像の作成やチームでの資料作成などで「Canva(キャンバ)」というサービスを使用したことのある方は多いのではないでしょうか。
筆者も、よく利用しているサービスなんですが、いつの間にか「オンラインAI翻訳ツール」という機能が増えていたようです!
Canvaはデザインテンプレートが豊富で、ゼロからデザインを考えなくても済むので重宝しています。
そして、新たに翻訳ツールが導入されたことで、活用の幅が一気に広がるのではないでしょうか。
バナーデザインはもちろんのこと、企画書や旅のしおり、旅先の言語に翻訳した説明書(ここにいきたい!など)も作れそうですね。
これは便利。
今回は、Canvaさんにお声がけいただきまして、翻訳機能を試してみました!
Special Thanks!!
This review is sponsored by Canva.
Canva とは
ご存知の方も多いかもしれませんが、改めて「Canva(キャンバ)」について触れておきたいと思います。
冒頭にも書いた通り、デザインをゼロから作り上げる必要がないので、デザイナーでなくてもおしゃれなバナーデザインの作成が可能です。
また、他のユーザーと連携することも可能で、チームで企画書を作ったりすることもできます。
無料アカウントでも十分過ぎるほど活用できますが、有料アカウントにすることで使用できる素材の量が圧倒的に増えたり、高画質ダウンロードが可能になります。
※AI翻訳ツールは、無料アカウントでも利用可能です!(2024年2月現在)
オンラインAI翻訳ツールの使い方
それでは、オンラインAI翻訳ツールの使い方についてご紹介します。
- 日本語で文章を書く
- 画面左下の「AI自動翻訳」を選択
- 翻訳したい言語を選択
- 翻訳対象を選ぶ(シート、文章ごとなど選択可能)
作業としてはこれだけです。
翻訳機能について詳細を担当者にお聞きしたところ、下記の返信をいただいたので記載しておきます!やはり、英語や中国語には期待が高まりますね。
もちろん対象言語にチェコ語も含まれていますので、お試しあれ。
無料アカウントでは、50ページまで無料で翻訳が可能です!テストするには十分なページ数ではないでしょうか。(Proアカウントでは、500ページ/月)
また、翻訳機メーカーに勤めていた経験から翻訳のコツを少しだけ。
- 文章は、よりシンプルで短文の方が翻訳精度が高い
- 主語が必要な文章には、必ず主語を入れる
文章としては「主語(誰が)+動詞(どうするのか)」が明確なほど翻訳精度が上がる印象です!
日本語は、主語がなくても伝わるケースが多いですし、読点(「、」←)で永遠と文章を続けることが可能です。
なので、文章が長くなる場合にはちょっとした工夫で翻訳精度を上げることができると思います。
資料を翻訳してみよう!
デザインテンプレートの中に「Doc(document)」があることを知らなかった筆者。資料作成もここまで簡単にできるようになったんだなぁと驚いています。
このように、Canvaには様々なデザインテンプレートが用意されているわけですが、翻訳言語によってはデザインやフォントサイズの調整が必要になります。
例えば、見出しの「Canva Docsの簡単操作ガイド」の部分で言えば、日本語・英語・チェコ語の順で文章が長くなります。
なので、枠内に嵌めようとするとフォントサイズも小さくなっているのがわかると思います。
デザインが決められている分あとから微調整が必要になりますが、デザイナーではない筆者からすると十分すぎるくらいです。
気になる部分は自分で調整すればOK!
デザイン・資料制作と翻訳作業を1つのサービスで実現
AIを活用したサービスがどんどん世に出てきますね!
制作物と翻訳を同時に行いたい方は、Canvaが使えるかもしれませんね。
まずは、無料アカウントでお試しあれ。
また、特に精度の高い言語はこちらですぐにお答えすることが難しいのですが、英語や中国語といった言語は、精度が高いと社内で聞いております。
その他にも134言語の翻訳にも対応しておりますので、デザインを多言語で展開されたい方、資料を多言語で作りたい方などにお役立ていただけるのではと思っております。