チェコの絶品おつまみ「ナクラーダニー・ヘルメリーン」が美味しすぎた!その奥深い魅力と楽しみ方を解説

ナクラーダニーヘルメリーン(Nakládaný hermelín)」というチェコ料理をご存知でしょうか?

野菜や香草とチーズを一緒にオイル漬けにした料理で、現地のパブ(ホスポダ)でもよく見る定番メニューなんです。

ワインはもちろんビールとも相性が良く、まさにおすすめしたいチェコ料理の1つ。

料理自体はシンプルで自宅でも簡単に作れるのですが、お店ごとに特徴があるので食べ比べも楽しいですよ!

今回は、筆者がプラハで体験した感動をもとに、この料理のヤバすぎる魅力を写真と共にご紹介します!

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そもそも「ナクラーダニー・ヘルメリーン」って何?

まずは基本情報から。

  • どんな料理?: チェコ生まれの「ヘルメリーン」というカマンベールによく似たチーズを、玉ねぎやニンニク、唐辛子、スパイスと一緒にオイルに漬けて、じっくり熟成させたおつまみ。
  • 日本で作れる?: 主役のヘルメリーンチーズは日本では手に入りにくいですが、カマンベールチーズで全く問題なく美味しく作れます!

ポイントは「熟成」。ただのチーズがとんでもなく美味しい料理に大変身するんです。

ここが凄い!ナクラーダニー・ヘルメリーンの魅力

石川県・金沢「DUB」

ここからは、この料理の「沼にハマる」ポイントを写真付きで解説します。

大前提として「お店によって、味わいや食感、提供の仕方も異なる」という楽しさがあるのでぜひ覚えておいてください!

魅力①:食欲スイッチをONにする香り!

チェコ・ズノイモのホスポダ「Pivnice U Šneka」にて

ふわっと広がるニンニクとハーブのいい香り!特に、瓶詰めで提供してくれるお店では、開けた瞬間の香りもたまりませんでした。

ただ、オイル漬けなのでものすごく香りが立つ料理ではありません。パンチ力のある味わいとのギャップは感じるかもしれません。

魅力②:食感がたまらない

チェコ・ズノイモのホスポダ「Pivnice U Šneka」にて

オイルに漬かってじっくり熟成されたチーズは、オイルも相まって驚くほど「とろとろ」。口の中で旨みがずっと残っているような印象を受けると思います。

また、あえて熟成を浅めにし、チーズの食感を少し残したさっぱりタイプに出会うことも。

この「とろとろ系」か「しっかり系」か、お店の個性が出るポイントになると思います。

魅力③:味がとにかく複雑で奥深い!

東京・代々木上原「WHY BEER?」
チェコ・プラハ「Kozlovna Tylák」

大きな特徴は以下の4つ。

  1. チーズの濃厚でクリーミーな味
  2. 玉ねぎの味わいとシャキシャキ感
  3. ニンニクのガツンとくる風味
  4. 複雑なスパイスの旨味

これらの味が、オイルによって1つにまとまっているイメージです。

ただ、これらのバランスが、お店によって全く異なります。

ニンニクが主役のお店もあれば、ハーブを効かせた爽やかなお店もありますし、使われている具材やオイルの種類が違うこともあります。

ベースは同じでも「ここのはどんな味だろう?」と楽しめるのが、面白いポイントですね。

魅力④:オイルまで楽しむ!

チーズを食べ終わっても、お楽しみはまだ続きます!

残ったオイルには、旨味エキスが凝縮されていますので、パンを浸してぜひ食べてみてください。

まとめ:チェコの美味しい文化を、おうちでも

自宅で再現!

ナクラーダニー・ヘルメリーンについて書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?

この料理は「これぞ正解」という一つだけの味があるのではなく、お店や家庭の数だけ美味しい個性があるのです。

実は、日本でもカマンベールチーズを使えば気軽に再現できます。自分で作って、瓶の中でチーズが美味しくなっていくのを待つ時間もまた楽しいもの。

チェコを旅する機会があれば現地で食べてみてください!「今すぐ食べたい!」と思ったら、ご自宅でワインと一緒にどうぞ。

きっと、あなたもこの魅力の虜になるはずです!

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