チェコガラスボタンの中には「ウランガラス」を使用したボタンがあります。
最大の特徴は、紫外線(UV)にあたると緑色に輝くこと。そのデザインも様々なものがあり、通常のガラスボタンとはちょっと違った色合いを楽しむことができます。
太陽光でも光ると言われていますが、今回はわかりやすくUVライトを使っていくつかのデザインをご紹介したいと思います。
3種類のウランガラスボタン
「乳白色薄緑」「透明」「一部分にウランガラスが見えているもの」の3種類のウランガラスボタンを用意してみました。
種類によって光り方もかわってくるので非常に興味深い素材です!
ちなみに、UVライトを当てなくても「その独特な色合いが好き!」という方もいらっしゃるので、コアなファンがいるボタンと言えるでしょう。
乳白色薄緑のウランガラスボタン
単色のウランガラスボタン(ペイント有・無)です。
花柄模様のボタンは、少し落ちてしまっていますがペイントが施されています。トンボ柄のボタンは、ペイントを全くしていない状態のものになります。
UVライトに当てた様子がこちら。
トンボ柄のボタンは、ペイントがないのでボタン全体が緑色に。花柄のボタンは、ペイント部分は光らず土台となっているウランガラス部分が緑色に光っています。
太陽光でここまでの色の変化は出ないと思いますが、ペイントとウランガラスの組み合わせで面白いデザインができそうですよね。
透明なウランガラスボタン
厳密には、うっすらと緑色を含む透明度のあるガラスボタンになります。
私は「乳白色薄緑」の方がイメージがあったのですが、「ウランガラスといえば」と聞くとこちらの透明度のあるウランガラスの方が一般的なようです。(私の周辺で聞いた限り)
さぁ、UVライトを当てていきましょう!
想像以上に光る・・・!
これには驚きました。
透明度があるので乳白色薄緑のボタンとは違う光り方をするだろうなとは思っていましたが、これは綺麗。
ちなみに、UVライトを遠ざけて光り具合を試してみましたが、乳白色薄緑に比べ透明なウランガラスボタンの方が少ない紫外線で光ることがわかりました。
アクセサリーに使用することで、天候(厳密には紫外線の量)によって雰囲気が変わるアクセサリーが作れるかもしれませね!
一部分にウランガラスが見えているボタン
初めはウランガラスボタンではないと思っていたのですが、UVライトを近づけたところ緑色に変化したのでご紹介します。
ベースとなる白いウランガラスボタンにペイントを施しており、白い花の部分のみ素材の色を活かしたデザインになっています。
うっすら緑色になっているのが分かりますでしょうか?
機材の兼ね合いでUVライトを近づけた状態で撮影できなかったのですが、他のボタンよりもUVライトを近づけると分かりやすく色が変わりました。
他のボタンに比べるとウランガラスの成分が少ないと思えばいいのかな?
しかしながら、こういうデザインも面白いですよね!
まとめ
3種類のウランガラスボタンのご紹介でした!個人的には、透明なウランガラスボタンが一番魅力的に見えました。
デザイン次第では、ワンポイントでブローチやピンバッチのように使ってみるのも良いかもしれませんね!
また、形状がボタンの場合なので使い道が比較的限られてしまいますが「ウランガラスビーズ」というものもあり、アクセサリーなどにも使うことが可能です!
情報を集め、ウランガラスビーズについても記事を書こうと思います。