この数日チェコのガラスボタンばかりみていまして、その繊細で細かいデザインと様々なペイントの仕方の違いに楽しさを見出している筆者です。
これまでいくつかのガラスボタンのデザインをご紹介してきましたが、今回は透明感を活かし裏面からペイントしているチェコのガラスボタンをご紹介します!
絵柄に合わせて裏側からペイントすることで、表面にペイントした際の雰囲気とはまた違ったデザインを楽しめると思います。
3つのガラスボタンからわかるデザインの違い
今回は、裏面からペイントしている3つのチェコガラスボタンを例に、デザインの違いをご紹介したいと思います!
色々な加工方法があって、本当に面白いですね。
ちなみに、他のガラスボタンのデザインもご紹介していますので合わせてどうぞ。
表の絵柄に合わせてペイント
1つ目は、表に細かい絵柄がついているガラスボタンに、裏面からペイントしたもの。絵柄の細かさはボタンを作る際の「押し型」に依存するのですが、その細かさがよくわかります・・・!
表面の凹凸に合わせてペイントする方が一般的なのかと思いきや、このガラスボタンは裏面の平らな部分にペイントを施し、独特な立体感を演出。
「意外に雑にペイントしているな・・・!」
と、思ったもののボタンが立体的なので、見る角度を考慮すると絵柄よりも大きくペイントする方が良いのか・・・!
さらにあえて裏面全体をペイントしないことで、花が強調されるデザインに。
裏からデザインを施したガラスボタン
私は「ガラスボタンのデザインは表に凹凸がある」と勝手に考えていましたが、このガラスボタンは凹凸もペイントも裏面にあるんです!
透明度のある青色のガラスボタンの裏から花柄をギュッと押し込んだように凹んでいまして、その中にペイントが施されていました。
これにより「ボタンの中に立体的な花柄が作られる」と言いましょうか。同じイメージで、青いボタンに魚柄を施したら水の中にいるようなイメージにならないかな・・・!
ボタンの強度にもよりますが、凹みの深さがもっと出せたら幅広い表現が可能になるかもしれませんね。
絵柄を活かす背景色
金色の孔雀の背景にピンクと黒の2色を、絵柄に合わせてペイントしたガラスボタン。金や銀のメッキを背景に使ったボタンをたくさん見ていたせいか、とても珍しく感じました。
また、孔雀の羽の部分の細かいデザインよ・・・。細かいところまでよくできています。
まとめ
裏面からペイントしているチェコのガラスボタンを3つほどご紹介しました!
個人的には、ボタンの表面はツルッとしていて裏面にデザインが施されているボタン(2個目のボタン)がかなり気になっています。同じ作り方でデザインが違うものないかなぁ。
チェコガラスボタンのデザインは調べれば調べるほど色々なものがあるので、たくさん紹介できたらなと思います!