海外旅行専門店エスティーワールド主催の「旅の学校」では、色々な国の魅力をオンラインイベントで発信していまして、今回のテーマは「チェコビール教室」!
チェコにいるタップスターによる注ぎ方講座やピルスナーウルケル醸造所のオンライン見学など、旅に出られないこそ嬉しい内容になっていました。
今回は、タップスターの野々村さんが在籍するニユートーキヨービヤホール数寄屋橋本店1F Brauhaus(ブラウハウス)でも同時開催されていたので、そちらの会場から参加してきましたよ!
お店開催ということで、樽生ピルスナーウルケルやチェコ料理を楽しみつつ、野々村さんによる質疑応答などなかなか濃い内容になっていました。
あと、ウルケルファミリーはみんなウルケル愛がすごい!
当日の様子をご紹介したいと思います。(写真多めです)
イベント会場になったBrauhausの様子
イベント会場となったBrauhausでは、スクリーンに映像を映しオンラインツアーに参加!
こちらの参加チケットは「樽生ピルスナーウルケル3杯、ビールに合うお食事付」となっており、タップスターによる1杯を飲みながらオンライン工場見学ができるというなんとも贅沢なイベントだったと思います。
まずは、樽生ピルスナーウルケルを1杯。
「ピルスナーウルケルを最高の状態で楽しんでもらうために、手元にビールが来たらすぐに飲み始めてください!」と、野々村さん。
時間が経つとビールの温度や泡が変化してしまうので、後の人を待たずにとりあえず飲んじゃいましょう!
そして、後の方が来るたびに「Na zdraví!(乾杯)」をする。
そう、何回でもNa zdraví!するんですよ!
樽生ピルスナーウルケルを飲みながらオンラインツアースタート!
まずは、STWによるピルスナーウルケルの説明と、在チェコのタップスターによる「美味しい注ぎ方」について。
「45度に傾けグラスに這わせるように注いでいき、徐々にグラスを立てながら注ぐ高さを調整し泡を作っていく」という感じ。正直、これはコツさえつかんでしまえばきっとできるはず!
ピルスナーウルケル公式アカウント(Instagram)で投稿しているので、ご参考までに。
しかし、本当に重要なのは下準備。
ビールに負荷がかからないように、ビールの温度とグラスの温度の差を極力少なくするというのがポイントらしい。
あとは、グラスの洗浄。
樽生で注ぐ際には絶対に手を抜けないポイントで、同じ注ぎ方をしてもグラスが汚れているだけで綺麗な泡ができなかったり、泡の口当たりが変わってしまったりします。
ウルケル缶で注ぐときも、ぜひ綺麗に洗ったグラスを使用してみてくださいね!
シーンは変わり、次はピルスナーウルケル醸造所の中に進んでいきます!
いやーーーー、早く現地に行きたい!オンラインでも楽しめますが、やはり現地の空気感に触れたいですよね。
ピルスナーウルケルは、麦芽を3度糖化するトリプルデコクションと呼ばれる醸造法により、麦芽由来の甘みとザーツ(ジャテツ)産ホップ由来の苦味のものすごい絶妙なバランスを実現しました。
まさに調和。
そして、ピルスナーウルケル醸造所では今でも1842年と同じ製法で作られ続けており、当時と同じビールが現代のウルケルファンも魅了しているというわけなんです。
「そんなピルスナーウルケルを全国に広げたい!」という想いで、タップスターのひとりである小松大輔さんは、現在所属しているお店を辞め「旅するビアトラック」で独立を決意。
2022年1月現在、クラウドファンディングもスタートしています!
途中、アサヒビールグループ内でインターナルトレーナーとして活動している大沼さんにも注いでもらいました!
インターナルトレーナーは、タップスター同様にチェコで行われるタップスタープログラムに合格しなければいけません。
注ぎの技術は、タップスターと同様!
会場でいただいた料理たち!
「ビールに合う料理付き」ということはもちろん認識していましたが、まさかこんなに豪華だったとは!
お店のクローズ時間に間に合わせるべく、一生懸命食べてきました。笑
しかも通常のBrauhausの料理ではなく、この日の特別メニュー!
まずは、チェコ料理の盛り合わせ。
画像の上から時計回りに、
- ソーセージの酢漬け「ウトペネツ/Utopenec」
- カマンベールチーズのオイル漬け「ナクラーダニーヘルメリーン/Nakládaný hermelín」
- ニシンのマリネ「ザヴィナーチュ/Zavináč」
- 馬肉のタルタル(タタラーク/Tatarák)
前菜にしてはかなり豪華ですが、ビールとの相性抜群ですね!
こちらは「スマジェニージーゼク(smažený řízek)」。日本語だとカツレツにあたります。
これがビールに合わないなんてあり得ません!ソースをたっぷりとつけていただきます。
日本のレストランでは「シュニッツェル」と表記されることもあり、これはウィーン(オーストリア)の伝統料理になるそうです。ただ、料理のカテゴリとしては一緒のはず!
3品目は「グラーシュ(Guláš)」。牛肉を使ったグラーシュなので「Hovězí guláš」になるのかな?
パプリカパウダー・マジョラム・クミンを使っていて、思っていたよりもカレーっぽい料理に仕上がっていました。
クミンの代わりに「キャラウェイシード」を使うと、もっとカレー感が控えめになりチェコっぽくなるのかなー!料理は本当に難しいですね・・・。
でも、これはこれで美味しかったです!
たっぷり3品と樽生ピルスナーウルケルで大満足でした!
まとめ
実は、オンライン工場見学のようなオンラインイベントは初参加。なかなか旅に出ることができないご時世だからこそ、このようなイベントはテンションが上がりますね!
オンラインならば国を超えて色々なことができるので、今後も面白い企画に期待しています。
以下、イベント中に撮影した写真をアップしておきます!