チェコではとてもなじみ深い食材の1つ「キノコ(Houby)」。
「チェコ人はみんなキノコが大好き!」というくらい、当たり前のようにキノコ狩りに出かけていますし、ファーマーズマーケットにはキノコ専門店も出店しているそうです!
キノコ好きとしてはうらやましい限りで、チェコに行ったらぜひキノコ狩りに参加したいと思っているくらいです。(知識のある方の同行が必須)
ファーマーズマーケットの写真の左側に映っている大きなマッシュルームがわかりますでしょうか?
これが今回ご紹介する「ジャンボマッシュルーム(チェコ語は不明)」です!
チェコのスーパーやファーマーズマーケットなどで売っているそうなんですが、日本のスーパーでも見つけたので購入してみました。
これの蒸し焼きが、簡単なのに絶品・・・!
見つけたらぜひ試してみてくださいね。
目次
直径約13cmのマッシュルーム!
スーパーで並んでいればすぐに気づくであろうこのサイズ感!直径は約13cmくらいで、厚みもかなりあるので手にのせてみると存在感がすごいです。
常設商品ではないようで通常価格がわからないのですが、この日は1個100円以下で販売したのを見つけ即買いしました!
「このサイズなら、カットしてたくさん使えるわ!」
と、思った方もいらっしゃることでしょう。
絶対にカットしないでください。
ぜひ、そのままステーキで食べてみてくださいね!
ジャンボマッシュルームの美味しい調理方法!
- キッチンペーパーなどで表面の汚れをサッとふく(軸の底は、固い部分があれば少し切る)
- 軸の部分を下にして焼いていきます。後で蒸し焼きにするので、軽く焼ければOKです!(約1分、フライパンには油をいれません)
- 傘を下にして、傘の中に「オリーブオイルを2まわし」「塩(少々)」を入れます。
- 傘の中に出汁がたまるまで蒸し焼きにします!
※基本的に、ずっと弱火。蒸し焼きの際には、蓋がなければアルミホイルなどで代用を。
ポイントは「マッシュルームの出汁をこぼさないようにする」ということ。
マッシュルームは、焼いていくと旨味成分の入った水分(出汁)が流れてきます。傘を下にして焼くと、傘の中に出汁がたまるのでこれを目指します。
傘を上にして軸部分を焼きすぎてしまうと、この出汁が全部フライパンに流れてしまいますので注意しましょう!
傘の中に出汁がたまったのを確認し、火を止めます。
最後に、傘の中に醤油をいれ、バターを添えれば完成です!
お好みで、パセリなどもどうぞ。
完成:ジャンボマッシュルームの蒸し焼き
さすがに元の大きさのままとはいきませんが、この存在感!
マッシュルームをこのボリュームで食べたのは初めてなような気がしますね。バター・醤油の香りと、焼いたキノコの香りが食欲をそそります。
ますは、スープを!
傘の中で大切に育てた「スープ」を楽しんでください。マッシュルームと醤油・バターの組み合わせに失敗はないでしょう。
このスープを作るためには、焼くときに傘からこぼれないようにしないといけないので注意してくださいね!
食感と味わいを楽しむ
次に、マッシュルームをカットして食べていきます。
これだけのサイズがあると食べ応えも十分!プリッとしたマッシュルームの食感とスープの味わいが広がります。
マッシュルーム自体が思っていたよりもあっさりとした味わいなので、味の濃さはお好みで調整してみてくださいね!
ちなみに、キノコの品種だと思いますがチェコのマッシュルームの方が味が濃いとのこと。絶対にチェコのマッシュルームで調理したら美味しいに違いないと確信しました。
パンで最後まで楽しむ。
最後の1滴まで、ぜひ堪能してくださいね!
まとめ
傘の中にしっかりと出汁をためられるかがポイントですね。
調理工程自体は難しくないので、ジャンボマッシュルームを見つけたらぜひチャレンジしてみてください!