ズノイモの夕食に選んだのは、地元の方々で賑わう「Pivnice U Šneka(ピヴニツェ ウ シュネカ)」。
ピヴニツェということでビヤホールかなと思っていたのですが、店内は日本の居酒屋やパブに近い印象でしたね。地元の方々が酔っ払いながら楽しそうに歌い、語らっていましたよ。
そして、当時はコロナ禍ということもあり料理は限られていたものの、その料理が絶品で驚きました!
ズノイモといえばワインの町。ただ、チェコはビール大国ということでビールも忘れてはいけません。
地元の空気感と一緒にぜひ楽しんでみてください!
目次
「カタツムリ」が目印!
その佇まいから「このお店、気になる・・・!」というのが第一印象。
店名のフォントも相まって全く読めない状況でしたが、地元感を感じるにはこういうお店の方が良いよなと思った次第です。
それにしても、このエリアは石畳が続き建物の雰囲気もものすごく良く、散歩しているだけでも楽しい!
店内は、入口を入ると常連さんが座るカウンター席とテーブル席があり、その奥に広めのテーブル席があります。
さらにその奥にも席があるようで、思っていたよりも広めのお店でした。
言語は、基本的にはチェコ語オンリーで英語の簡単なフレーズが通じる程度でしたが、日本人が珍しかったようで丁寧に説明してもらいましたよ!
シュネカのメニュー
2022年はコロナ禍だったこともありシェフが不在!ということで、ビールのおつまみをメインにした料理を用意しているとのこと。
とりあえず、チェコの定番おつまみと店長のおすすめを1品ずつを注文。
翻訳アプリでメニューの和訳も可能だったのですが、直訳が多くわかりにくいものが多かったんですよねぇ。
そもそも、「カタツムリ」という店名なので、メニューにカタツムリが登場すると食材なのか店名なのかわからず困りました・・・。
とりあえず、お店のオリジナルビール「Šneka」で Na zdraví(乾杯!)
チェコには、日本では全く知られていないビールが山ほどあるんですが、地方のクラフトビールのクオリティの高さが「さすがチェコ!」という感じなんですよねぇ。
そして、日本では世界のビール博物館でしか見たことのない「Ježek(イェジェク)」も展開していました。現地の樽生、ものすごく美味しい!
注文した瓶詰め料理!
今回注文したのは、チェコの定番おつまみ「ナクラーダニー ヘルメリーン」と「Pečená krkovice ve skle(ローストネックの瓶詰め)」です。
特に、ローストネックの瓶詰めはおすすめのようで、ビールともよく合うとのこと!
ナクラーダニー ヘルメリーン
ナクラーダニーヘルメリーンは、チーズをスパイスなどと一緒にオイル漬けにした料理で、チェコの飲み屋ではよく見る定番料理です。
お店によって味わいや形状が違うので、楽しさがあって良いですね!
私の中ではパプリカや玉ねぎが入っているイメージだったんですが、唐辛子が丸っと1本入ってましたよ!
とろっとろになったチーズと唐辛子をちびちびといただきます。
濃厚なチーズに、ピリッとした唐辛子が最高・・・!激辛すぎて唐辛子は食べきれませんでしたが、チーズ自体には辛味はほとんどありません。
そのまま食べてもよし、パンに乗せても絶品!
チーズ好きは、お試しあれ。
Pečená krkovice ve skle
ラードのような白い脂と一緒に角煮のようなお肉がギュッと瓶詰めされていた「Pečená krkovice ve skle(ローストネックの瓶詰め)」。
作り方の詳細は不明ですが、絶品!これぞ居酒屋料理といいましょうか、チェコ料理で調べても絶対に出てこない料理なのではないでしょうか。
塩分が強めにつけられており、このままちびちび食べるのも良いですが、私はパンが必須でしたね。
脂ごとパンに塗りお肉をのせていただきます!
これを日本で再現したいなぁ。
地元の居酒屋でビールや料理を楽しもう!
ズノイモに来たら絶対にワインを楽しんでほしいと思っていますが、チェコだからこそビールも楽しんでほしいなと強く思います。
大きな醸造所だけでなく地方のクラフトビールも本当に美味しいので、是非地元の空気感と一緒に楽しんでみてくださいね!