松戸駅西口から徒歩3分のところにある「クシクモ」へ行ってきました。
クシクモ最大の特徴は”味へのこだわり”かなと感じています。
元バーテンダーであるオーナーがひとりで切り盛りするお店でして「料理は、まだまだ勉強中です!」とおっしゃっていましたが、もはや絶品としか言えない料理の数々!
食材の味わいや香りの扱いが繊細と言えばいいのでしょうか。そこには、元バーテンダーだからこその感覚があるように思いました。
また、ジビエと樽生ピルスナーウルケル(空冷式)が楽しめるという独自性も相まって、一瞬でファンになってしまいましたよ!
詳細をご紹介していきたいと思います。
目次
串焼きとジビエがあるBAR
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クシクモは、業態としてはバーになります。
「バーって、ちょっと入りにくいよね・・・」という方も多いかもしれませんが、柔らかい雰囲気のオーナーさんが運営されていて、肩肘はらずのんびりとお酒や料理を楽しめると思いますよ!
バー初体験の方も、クシクモなら安心ですね。
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この日は、早い時間にお邪魔したことおもあり、料理やお酒のこだわりについて色々お話を聞くことができました。
とても楽しかったです。
また、お酒のレパートリーも多く「酒(ウイスキー)+旨み(椎茸)」といった珍しい組み合わせも展開しており、非常に楽しかったです!
クシクモのメニュー
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基本メニューに加え、仕入れ状況に合わせてジビエや一品料理を楽しむことができます。
バーだけど食事もかなり美味しいので、お酒と食事をどちらも楽しんだとすると「お酒3杯+焼き鳥おまかせ(5本)+ジビエ串+一品料理」で、6,000円前後といった感じでしょうか。
組み合わせによって3,000円前後でも十分楽しめると思います。
また、もうちょっと飲みたいな・・・という方の2軒目として、ジビエ串や一品料理と1杯なんてのもおすすめですよ。
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お酒についてもオーナーさんのこだわりが光っており、「酒+旨み」を楽しむことができます。
例えば、ウイスキーに椎茸や昆布、番茶などを漬け込んでいるなど、旨み成分をお酒に加えることで、普段とは違った1杯を飲むことができます。
また、レモンサワーに使う自家製レモン酒は、熊本産のレモン2kgをスピリタス(ウォッカ)で漬け込んでいます。
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こちらは、白州ハイボールにピルスナーウルケルの泡をのせるという独特すぎる1杯!
ピルスナーウルケルの旨み成分がハイボールとよく合うんですよ。これには驚きました。
泡の量で雰囲気が変わるそうで、オーナーおすすめの配分でいただきます!
樽生ピルスナーウルケル(空冷式)で乾杯!
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炭酸感・泡の食感・味わいなどとっても好みだったピルスナーウルケル。松戸でうまいビール、飲めますよ・・・!
基本的には、どの料理にも相性は良いと思いますが、悩んだら「ピルスナーウルケルと相性の良い料理を!」と注文してみてくださいね。
本記事でも、相性の良かった料理を紹介していきます。
クシクモの料理
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この日、注文した料理を全種類ご紹介していきます。
バーなのに、というと色々な語弊があると思いますが、串焼き1つ1つのクオリティの高さに本当に驚きました・・・!
また、ジビエ料理も激うま。
猪のしゅうまい
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猪のお肉を使ったしゅうまいを、醤油などは付けず、クレソンと一緒にいただきます。
粗く調理された猪のお肉の食感を楽しみつつ、噛むほど味わいが広がる美味しいしゅうまい!これはおすすめですよ。
ジビエと聞くと独特な臭みが気になる方もいるかと思いますが、旨みだけ残し嫌な臭みなどはありませんでした。
焼き鳥おまかせ8本
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「焼き鳥おまかせ8本(または5本)」を注文すると、最初にテーブルに運ばれてくるマッシュルームスライス。
マッシュルーム好きなので「え、おつまみですか!」という喜びもありましたが、実はこのマッシュルームが焼き鳥と共に進化していきます!
※おまかせは、鶏串・野菜串の本数が決められており、追加で注文することも可能です。
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画像下の部位は、鳥の第一胃袋「線胃(通称:ふんどし)」の串焼き。
脂も多く旨味をとても感じる部位で、鶏肉の部位の中で最もピルスナーウルケルと相性が良いのではないか、とのこと。
また「黒胡椒の塩漬け」がめちゃ美味しい。鶏肉と一緒にどうぞ。
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・・・そして、おわかりでしょうか。
注文した焼き鳥が、どんどんマシュルームの上に並んで行きます。
つまり、マッシュルームに旨みがどんどん染み込んでいくんですよ!
「焼き鳥おまかせセット」を注文する場合には、基本的には1名1セットで注文してください。肉だけでなく脂の旨みを最後までいただくことができますよ!
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野菜の旨味に加え鶏の旨味も感じる仕上がります。
また、野菜は適量の油を塗ることで、焦げずに中までしっかりと火を通すことが可能なんです。
ししとうも、ただの「ししとう串」に終わらないひと手間がありました。
茄子は、熊本の地野菜「肥後茄子」を使用し、鶏油と自家製純米だし醤油を塗って焼き上げています。
あくがなく、皮も柔らかくて生でも食べられる肥後茄子は、ふわっふわな食感と香ばしさがとっても美味しい一串に!
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こちらは「鶏のハラミ」。
鶏には横隔膜がないので正確にはハラミではないのですが、横隔膜に相当する筋肉の膜でして1羽から2枚程度しか取れない希少部位。
この串焼きでは、それを4枚も使用しゴマを振って仕上げています。
ピルスナーウルケルとの相性も抜群です!
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お肉の大きさもしっかりとあり、食べ応えがある「ねぎま」。
焼き鳥の定番串が後半で存在感を出します!
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最後に「ズッキーニ串」を!
1串の厚みが伝わりますでしょうか・・・?とろっとろ!旨味もより一層感じやすくなりますね。
焼き芋ブルーチーズ
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デザートな印象かと思いきや、おつまみとしても美味しかった「焼き芋ブルーチーズ」。
シルクスイートという品種のさつまいもを使用しており、甘さを感じながらもすっきり食べられる印象です。
バターを塗りゆっくり火を通し、塩味と独特な味わいが特徴的なブルーチーズと一緒にいただきます!
ジビエ串
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ジビエ串から鹿の「ウチモモ」と「ランイチ」をいただきました。
ウチモモは、お肉とは思えないシャクっとした独特な歯切れの良さが特徴的で、ものすごく美味しい!しっかりと味わいもあり、これは何本でも食べられそうなくらい美味。
ランイチは、より肉感の強い部位で「これぞジビエ!」という印象です!噛めば噛むほど味が広がり、嫌な要素は何も感じませんでした。これもうまい!
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野菜串から2品
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新潟県産「八色しいたけ」と、日本の冬に旬を迎える「オーストラリア産アスパラ(空輸)」。
八色しいたけは、石づきをカットし、その付け根に十字の切り込みをたくさん入れ、醤油をたらします。しいたけの旨味と混ざりあったら完成です!
アスパラは、日本の冬のシーズンにちょうど旬を迎えるオーストラリア産のアスパラを使用。大きく食感も良い上に、味もしっかりしています。
バーで、串焼きとジビエを楽しもう
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基本的にはバーですので、お酒をのんびり楽しむのも良いでしょう。
ただ、クシクモは料理もうまい・・・!美味しいお酒と美味しい料理が揃っているのであれば、最高としか言えないのではないでしょうか。
ぜひ、料理まで楽しんで欲しいなぁ。
また、ジビエとピルスナーウルケルを楽しめる数少ないお店でもありますので、その組み合わせを堪能してみてください!
レモンサワーにした時に、飲んだ時のアルコール感が少なく、非常に味わいの良い1杯ができるんです。
糖類、香味料を使って作るレモンサワーの味わいは、絶対にレモン以上にはならないですよね?1杯900円以上のお酒を出しているので、こだわられるところまでこだわっていきたいと思っています。