乗り物好きならテンション上がること間違いなし!プラハ7区にある国立技術博物館(Národní technické muzeum/National Technical Museum)をご紹介します。
メイン展示となる「Doprava(Transportation)」では、交通手段として利用されていた乗り物たちが、吹き抜けの展示室にずらり。
自転車やバイク、車に蒸気機関車、飛行機などを色々な角度から眺めることができ、さらにこのスペースは撮影し放題なんです!
また、双眼鏡を持っていくと細部まで見ることができ違った世界観を楽しめると思いますので、荷物に余裕があったら試してみてくださいね。
それでは、写真多めに館内の魅力をまとめていきます。
目次
見応え十分!12テーマの展示室を巡ろう!
「博物館って1〜2時間もあれば全部まわれるんでしょ?」と思っている方は、スケジュールをぜひ組み直していただきたい。
国立技術博物館では、展示室が12のテーマ(特別展を含まない)に分かれており、それぞれのボリュームがかなりあります!
本当にじっくり見学したい方は半日は軽く使ってしまうのではないでしょうか・・・。
メイン展示だけでも2時間は軽く楽しめると思いますよ!
ちなみに、上の画像は博物館の裏側になります。
実は、この日は博物館の裏のエリアで朝食を食べてから向かったので、建物の裏側も見ることができました!
▼この日の朝食
歴代の乗り物たちをチェックしよう!
まずは、メイン会場へ。
吹き抜けになっている会場には、車から飛行機まで所狭しと展示されています。
また、会場の側面には階段があり上がることも可能なので、色々な視点で展示物を見ることができるようになっていました。
最上階からは飛行機じっくり見ることができますよ!
歴史を感じる車たち
まずは、歴史感じる「車」からスタートです。
1台ずつ細かく見ながら説明ボードじっくり読み始めると、全く先に進めません!(英語表記あり)
説明を読まなくてもそのビジュアルに圧巻されるものも多く、魅力的すぎますね。
その年代のデザイン性や、車としての性能なども垣間見ることができます。タイヤの造りとか見ると「よくこれで走っていたな?!」と思うものも!
色々な年代の車のハンドル。構造の違いを見つけ始めると、どんどん深く知りたくなってしまいます・・・。
圧巻の蒸気機関車!
蒸気機関車の存在感がすごい!というか、圧巻の存在感でした。
画像だとサイズ感が伝わりにくいと思いますが、車輪は大人の身長よりも大きく「これを蒸気で動かしていたのか?!」「この乗り物が、すごいスピードで動いていたのか?!」など、非常にテンションが上がるブースでしたね。
蒸気機関車は、サイズやデザインが違ったり、きっと用途も違ったであろう車両がいくつも展示されていました。
上の画像の蒸気機関車は、後ろに「食堂車」がついていまして中を覗くことができました。
この高級感、どんな人が利用していたんだろう・・・!
フォトスポットになっているミニ機関車。子どもだけでなく、大人もテンション上がります!
展示品との距離感が近いのでかなり楽しめると思いますよ。
フロアを上がるごとに楽しさに変化が!
階段で上の階へ。
地上の展示物を上から見ることができるようになり、天井から吊られている飛行機たちにどんどん近づいていきます。
また、各フロアの通路にもギュッと自転車やバイクが展示されており、その数がすごい!
展示物から離れると全景が見えたり、他の展示物と大きさを比較できます。
近くからも遠くからも見ることができる。
この展示室の魅力の1つだと思います!
空中展示「飛行機」
吹き抜けで、高い位置に吊らている飛行機たち。
下からは見えない操縦席やエンジンなど、細かいところまで見ることができました。
自転車やバイクも一見の価値あり!
通路に展示されている自転車やバイクたちは、その数がすごい!
かなり時代を感じるものもあり「ここにまたがって、熱くないのかな・・・」と思うものもありましたよ。
時代が進むごとに構造や素材、デザインなどが変わっていく流れを確認することができると思います!
最上階の景色がこちら
この展示室だけでもかなり楽しめるますが、これはまだ展示テーマの1/12でしかありません・・・!
博物館の上から下まで展示あり
メイン展示だけでもかなりボリュームがありましたが、これで終わらないのがすごいところ。
残り11テーマの展示室もそれぞれがかなりのボリュームなので、休憩しながらまわってみてくださいね。
上の画像は「Rudný a uhelný důl – Hornictví Hutnictví(Mining/鉱業)」の展示室。岩を削るドリルや作業服の展示をはじめ、鉱石・炭鉱の見学ツアーまであります!
こちらは「Tiskařství(Printing/印刷)」の展示室。歴史を感じる大きな印刷機の詳細構造など見ることができました。
他にも「家庭のテクノロジー」なんかも楽しかったなぁ。
撮影については展示室ごとに可否が分かれていましたので、各展示室のルールに従って楽しんでください!
まとめ
見応え十分な国立技術博物館のご紹介でした。ご紹介できたのはほんの1部に過ぎず、一通り全部見たものの後半は体力負けしてしまいましたよ・・・。
ご興味のある方は、スケジュールに余裕を持って存分に楽しんできてくださいね!