初めに書いておきますが、筆者はまだプルゼニュの土地にすら入ったことがありません。なので、正確には「体感したい!」というのが正しいですね。
チェコビールには、ピルスナーウルケルをはじめとする有名ブランドを含め、数百の銘柄があるといわれています!
私が実際にチェコでお邪魔したブルワリーのオーナーは「小さなブルワリーこそ注目してほしい。小さなブルワリーは、小さいがオーナーの気持ちがストレートに表現されたビールを楽しむことができる。」と話してくれたのを覚えています。
その話を受け、チェコ北部のブルワリーを巡り「ビールって本当に最高じゃん・・・!」と実感しました。
・・・しかし、しかしですよ。
小さなブルワリーで色々な話を聞いて実際に体験したからこそ、ピルスナーウルケル誕生の地「プルゼニュ」と、そこにある「PILSNER URQUELL BREWERY」には1度は行きたいと思っています!
そこで、行き方や関連情報を調べてまとめました。
ちなにみ、ピルスナーウルケル(Pilsner Urquell)はドイツ語で、チェコ語では「Plzeňský Prazdroj(プルゼニュスキー プラズドロイ)」と言います。
目次
プラハから約1時間半の旅
プラハのメインエリアに宿泊した場合を想定し、利用しやすい「プラハ中央駅(表記:Praha hlavní nádraží or Praha hl.n.)」から、「プルゼニュ中央駅(Plzeň hl.n.)」を目指します。
チェコでは「IDOS」という乗換アプリがとっても便利で、チェコ旅行に行った際には利用していました。
全てを試しているわけではありませんが、ローマ字入力でも候補に近い駅などが出てきます。また、上の画像の赤い丸の部分をタップすると地図が出てきますので、それを使ってもいいかもしれません!
「Praha hl.n.」と「Plzeň hl.n.」を入力し「Search」で検索します。いくつか候補ができてきますのでそこから選びましょう!
プルゼニュへは、乗り換えなしの電車が通っていますので、それに乗れると便利です。
ルートをタップすると詳細を見ることができます。
画面下部に車両案内が出ていまして、1等車、2等車にわかれその下に「車両番号」が書かれていますのでご参考に。
また、途中駅の「Praha-Smíchov(プラハ スミーホフ)」はブルタバ川(モルダウ川)を渡ったところにあり、中心街よりも安いホテルがたくさんあります。こちらの駅から乗っても同じルートで行くことが可能です!
PILSNER URQUELL BREWERY へ
現地で楽しめる内容は、大きく3つあります。やはり、ツアーとワークショップは必須かなぁ・・・!
ちなみに、日本語のツアーはないのですが、日本語パンフレットが販売しているそうなので内容は理解できるとのこと。
でも日本語のパンフレットは売ってますから、内容は理解出来ますよ! pic.twitter.com/3i648XlzJH
— ウルケルちゃん (@Urquell_Chan) July 1, 2020
これは安心感ありますね。本気で英語のツアーに参加するとなると、全集中力を注がないといけないので助かります。
また、動画の方が分かりやすい!という方は @しもしょー さんの動画をどうぞ。動画だと雰囲気がわかりやすくていいですね。
Pilsner Urquell brewery tour
「ピルスナーウルケルの伝説を知る」と公式ページに書かれているとおり、ビールファンはもちろん歴史に興味がある方にもお勧めなツアーを提供しているとのこと。
175年前に誕生したピルスナーウルケルが今でも続いているその現場と、ピルスナーウルケルの原料についても学ぶことができます。
また、ツアーの最後にはろ過されていないピルスナーウルケルの試飲も可能!
ちなみに「地下醸造所はかなり冷えますしお手洗いに行ける雰囲気でもないため、暖かくして行かれるのを推奨します。」とのことです。
ジョッキはプラハでも買えますが、工場ショップでしか名入れサービスは対応してませんからね。当然お金もかかりますし、思い入れの強い方には是非オススメしたいです。
— ウルケルちゃん (@Urquell_Chan) July 2, 2020
工場見学の最後に飲んだウルケルが今までで1番おいしいビールでした😋
樽から直接注いでくれるんですよね。— いながき@チェコ駐在員xブログ (@beerdaisukiman) July 1, 2020
・・・なるほど。
最高じゃないですか・・・!
「今までで一番おいしいビールだった」というビールが本当に気になるところです。
▼ツアーの体験レポートは、下記の記事をご参照ください。
Pilsner Urquell Draft Beer Workshop
このワークショップでは、ピルスナーウルケルの正しい注ぎ方や細かいこだわりまで体験することができます。
「プルゼニュ出身でないのなら、夜を満喫できるようにプルゼニュでの宿泊をお勧めします。」
公式ページにはそう書かれていました!ピルスナーウルケルで歴史や注ぎ方まで体験した夜に、プルゼニュの町で飲むビールは最高に美味しいことでしょう。
ピルスナーウルケルの工場で自分で注いだプラズドロイを飲んできた!(生ビールブログ)ピルスナー・ウルケルの工場見学の後には、注ぎ方講座が待っていました。PILSNER URQUELL DRAFT BEER WORKSHOP です。
the Shalanda lounge
ろ過や低温殺菌をされていないピルスナーウルケルを飲めるラウンジ。という情報しかわからなかった・・・。
ちなみに「Capacity:15 – 50 persons」と書かれていたので、最少人数が15人なのかな?
個人旅行では、プルゼニュの町でお店を探すことになりそうです。
プルゼニュのホテルについて
プラハへは1時間ちょっとなので、飲んでから帰ることもできると思いますが「帰りを気にせずプルゼニュでのんびり飲みたい!」という方は宿泊施設を探すのもあり。
1つ目は、醸造所の目の間にあるホテル「ANGELO BY VIENNA HOUSE PILSEN」のレビューがありましたので、ご紹介します!
チェコのプルゼニュで宿泊するならピルスナー・ウルケルの工場が目の前にあるホテル アンジェロが便利! #link_cz #visitCzech #チェコへ行こう
2つ目は、プルゼニュでゲストハウスがある最古のレストラン「U Salzmannů(ウサルツマヌー)」。
プルゼニュのお泊まりは、このウ・ザルツマヌーはいかがでしょう。https://t.co/cjPp4wOfb6
鉄道が引かれる前、馬車でウルケルをプルゼニュからプラハへ運んでいた業者が、鉄道が出来てお払い箱になってから始めた店です。
参照) https://t.co/22cjwtfT5y— ウルケルちゃん (@Urquell_Chan) July 2, 2020
レストランのレビューはこちらをどうぞ!
プルゼニュ最古のレストラン U Salzmannů(ウサルツマヌー)で立ち飲み(生ビールブログ)こちら、帰国してから知ったのですが、どうやら数百年の伝統を持つお店のようで、プルゼニュで最も古いレストランなんだそうです。
▼プルゼニュ近郊のホテル情報(Booking.com)
まとめ
1842年に誕生した、一般的なピルスナースタイルの元祖となるピルスナーウルケル。日本でよく飲まれてい「ラガー(下面発酵ビール)」も元をたどればここにたどり着きます。
やはり、どう考えても1度は行ってみたい場所ですね。