都内で樽生のピルスナーウルケルを飲める場所を探していたら「とりあえずここは行っておいた方がいいよ!」と紹介してもらった「PILSEN ALLEY(ピルゼンアレイ)」。
もともとはアサヒスーパードライ1本勝負で「注ぎ分け」をすることでその味わいの違いを楽しませてくれるバーだったそうです。
そして、オーナーでもある佐藤氏が2018年に日本人初となる「ピルスナーウルケル・タップスター」に認定!都内でも、洗練されたピルスナーウルケル、注ぎ方で味わいを変えるスーパードライを飲むことができる知る人ぞ知るバーなんです。
会話を楽しむ立ち飲みバー
銀座駅や有楽町駅から徒歩5分程度。
大人な雰囲気を漂わせるカウンター1つのバーは、たまたま通りすがって入るにはハードルが高いお店なんですが「樽生のピルスナーウルケルが飲める!」という動機があればそれだけで充分!
店内は、10人がやっと入れるくらいの広さなので距離感も近くて会話がはずみます。
ちなみに、ビールメインのお店なのでフードメニューは限られています!お腹をすかせて行くお店ではないので注意しましょう。
今回は、チェコ親善アンバサダー仲間とお邪魔してきたので、自然と会話もチェコの話に。
「・・・ウルケル飲みに行きませんか?」
そんな話から集まってるから、なんか新しい共通の話題ができて嬉しい限りです。
ピルスナーウルケルを楽しむ時間
- 世界的に最も親しまれている飲み方「ナドバクラット(ナドヴァクラート)」
- チェコの伝統的な注ぎ方で、先に泡を入れてその下にビールを注ぐ「ハラディンカ」
- 泡を楽しむ「ミルコ(ムリーコ)」
スーパードライでも「注ぎ分け」を行ってきたこのお店では、ピルスナーウルケルも3つの飲み方を楽しめます。「1」と「2」でも飲んでみると違いがわかるので面白いですよ。
ちなみに、スーパードライの注ぎ分けがとってもわかりやすいんですが、泡がビール(液体)に戻る時に苦みを泡の方に残してくるので、ビールそのものの苦みが少しまろやかになるんだとか。炭酸も弱くなるので、のどごしも変わってくるんです。
※簡単な表現しかできませんが、そんなニュアンスのようです・・・!
次に、350ml(950円)と500ml(1,250円)のグラスを選んで注いでもらいます!
チェコでは、500mlのグラスが一般的。でも、もし注ぎ方で飲み比べしたかったら小さい方でおかわりするのもあり。
とりあえず、1杯目はチェコ伝統の注ぎ方「ハラディンカ」で注文してみました。
(あのPilsner Urquellのエプロンかっこいいなー)
と思いつつも、ビールを注ぐ姿にものすごく興味がわきましたね。こんなに近くでビールを注ぐところを見ることなんてほとんどないので、本当に楽しかったなぁ。
「しっとりとした泡は、ピルスナーウルケルの味わいを最大限に引き出すための重要な要素」ともいわれる、泡までこだわりが行き届いているビール。
実は、チェコにいる間は地方都市のブルワリーを転々とまわっていたので、ピルスナーウルケルをこんなに楽しんだのはチェコではなく日本という・・・!
いいお店に出会えてよかったです。
こちらは、泡メインの「ミルコ」という飲み方。泡を楽しむための飲み方ですね!
泡にもこだわっているピルスナーウルケルならではの飲み方かもしれません。が、スーって飲めてすぐなくなってしまうので、私は注文しませんでした。笑
この日は、少しだけお店に顔を出していた佐藤氏ともお会いでき、まさかチェコの話ができるとは・・・!次は、佐藤氏が注ぐピルスナーウルケルも飲みに来ようと思います!
- シャープ注ぎ:きめ細かくクリーミーな泡が美しく、口当りよくなめらかな味わい。
- サトウ注ぎ:適度に炭酸ガスを抜きながら一度で注ぎあげます スーパードライが持つクリスピーでドライな刺激を体感できる注ぎ方。
- マツオ注ぎ:ビールに含まれる炭酸ガスをじっくりと時間をかけて抜く二度注ぎ。ビールが持つ麦の味わいをしっかりと引き出します。
「注ぎ分け」の違いをわかりやすく体験できる「スーパードライ」もぜひ試してみてください!
2度注ぎ、3度注ぎは実は別のお店でも体験したことがあるんですが、本当に味わいが変わるから面白いですよ!
まとめ
仕事帰りにピルスナーウルケルを飲んでから帰る。そんな贅沢な1日の終わり方ができるお店なので、気軽にふらっと立ち寄ってみてください!そもそもですが、樽生のピルスナーウルケルが飲めるお店が多くないので、そういう意味でも特別なお店だと思います。
また、ピルスナーウルケル・タップスターの佐藤氏は毎日お店に立っているわけではありません!必要に応じて、お店に電話することをお勧めします。