ピルスナーウルケルを愛する全ての方々が「ウルケルファミリー」。
その言葉を聞いてから「私もウルケルファミリーの方々とお話をしてみたい!」と思いスタートさせたウルケルファミリーインタビュー。
今回は「Twitterの投稿に ”ピルスナーウルケル” と入れると必ず現れる。笑」と言われたり、公式アカウントと勘違いされたりすることもあった ウルケルちゃん(@Urquell_Chan)と Na zdraví!
都内の樽生ピルスナーウルケルが飲めるお店にちょこちょこ出没しているそうなので、実はすれ違ったことがあるかも?
この日は、Brauhaus(ニユートーキヨービヤホール 数寄屋橋本店)にてお話を聞いてきました。
目次
ウルケルちゃんって誰?何をしてるの?
ウルケルちゃんの現在の活動について教えてください!Twitterではピルスナーウルケルに関する情報を発信するだけでなく、コメントへの返信など欠かさす対応しているイメージなんですよ。本当にアクティブですよね!
その際に誤った情報を、あるいは「この県では販売してないのかな?」等の疑問をツイートされている方にリプライを送らせて頂いております。
フォロワーでない方にいきなり送りつけるのは正直無茶苦茶心苦しいですが…。
一番多いのは「アサヒはウルケルをライセンス生産している」という誤解です。全てチェコから輸入しています。
私はライセンスアンチではないのですが、毎晩ビアギークの皆さんのツイートを覗いていて重要なポイントだと認識しました。
ご本人が先入観で飲まないにせよ、その誤解ツイートが広まるにせよ、商品であるウルケルには利益を損なうことになってしまいますからね。
ウルケルの情報を発信するだけ以外にも、最近中の人が健康になってきたのもあり、「ウルケルが大好きで仕方ない人の世界を見てほしい!」という気持ちも込めてアカウントを運用しています。
「ウルケルちゃん」爆誕のきっかけとは?中の人に聞いてみた!
元々はオーストリア=ハンガリー二重帝国(1867〜1918)が好きな歴史オタクです。
チェコはこの帝国が滅んだ時に(スロヴァキアと一緒に)独立しました。なのでチェコを含めて、帝国の領土だった中央ヨーロッパ(中欧)のことが大好きです。
ウルケルは1842年生まれで「当時と変わらない味」「これをあの時代の人達も飲んでいた」という点に惹かれました。
1つ目は、私が本場のウルケルに「ビールってこんなに美味しいものなのか!」という衝撃を受け、加えてその味に女性的なイメージを抱いたこと。
2つ目は、アサヒが2018年4月からウルケルをグループに迎えたこと。それまでウルケルを飲める場所や機会はごく限られていました。しかしアサヒがウルケルを買ったなら、間違いなくこれから日本で売り出してきて知名度が上がると思いました。
3つ目は、当時(2018年)の私が弱りきっていてTwitterくらいしか出来なかったから、いっそ逆にTwitterをとことん真面目にやってみよう、中身は必死に後から充実させようと考えたことです。
絵は友人が描いてくれました。
これらが合わさって、「ウルケルちゃん」が産声ならぬ #初めてのツイート を上げました。
ビールの概念を変えた「ピルスナーウルケル」との出会い
この時は、ハンガリーとオーストリアなどを巡るツアーに参加していまして、その際にプラハもコースに入っていたんです。プラハに着いてみたら色々なところにピルスナーウルケルの看板があり、試しに飲んでみたという形です。
実は、私はもともとビールをほとんど飲んでいませんでした。ビールは苦くて飲めなかったんです。なので、お酒といえばスミノフとかハイボールなどを飲むことが多かったような気がします。
しかし、現地で飲んだピルスナーウルケルは違ったんです!
ビールの苦味が苦手だったはずなのに、ピルスナーウルケルの苦味は「味と引き締めて全体を整えてくれる苦味」という印象で、美味しく飲めてしまいました。
ウルケルちゃんが考えるピルスナーウルケルの魅力は、なんだと思いますか?また、これから初めて飲む方にどう言った部分を楽しんでほしいと思いますか?
味わいはもちろんですが、初めて飲む方にはこのホップの香りも楽しんで欲しいなと思っています。
ウルケルは、(Brauhausの場合)1杯1,000円以上する高級ビールです。
安いお店では1杯290円の樽生ビールがある中で、ウルケルはとても高級なビールだと思います。だからこそ安心感を求めてしまうというのも事実です。
同じビールでも保管状況などで味が変わってしまうことがありますので、安定したクオリティで提供してくれるお店という意味で、私も友人を Brauhaus に連れてきたこともあります。
やはり自分が体験しないことにはわからないことも多いので、今後は色々なお店のウルケルを飲んでみたいと思っています。
ウルケルちゃんセレクトをご紹介
「滋味」という言葉があるのですが、まさにそれですね。
ウルケルちゃんの今後の目標とは
目標というよりTwitterの目的になりますが、私のフォロワーの方々が、最高の1杯を味わいに遂にはプルゼニュへ足を運んでくださること。ひいては中欧の魅力が日本人に伝わることですね。
短期的には、ビールそのものへの知見を深めたいです。
様々な国やスタイルのを飲んだり、本を読んだり、オンライン講座を受けたり。流石に再就職を優先しましたが、11月のびあけんには挑戦したいと思っています。
また、子供の頃から英語が大の苦手でしたが、世界の人と繋がるためにやってみたいと思っています。
ウルケルちゃんからウルケルファミリーへ!
勝手に名乗って何ですが、この名前に恥じない活動を心がけます。
一緒にたくさん「Na zdraví!」しましょう!
Special Thanks!! → Urquell Chan
ウルケル愛や中欧愛が力の源になっているウルケルちゃん。日本人初(?)の公式日本語ガイドになったらすごいなぁ。今後の活動にも注目ですね。
また、店内での撮影にご協力いただいた Brauhaus の野々村さん及びスタッフの皆さんありがとうございました!