週末の楽しみの1つ。
お気に入りのビールを、のんびり飲むこと。
この日お邪魔してきたのは、ピルスナーウルケル公認タップスターの野々村さんがいる「ニユートーキヨー ビヤホール数寄屋橋本店1階 Brauhaus」。
ビヤホールということで、サッポロ・ヱビス・アサヒとビールの種類もあるんですが、今回は「ピルスナーウルケルが飲めるお店!」ということで、料理と一緒にご紹介したいと思います。
Special thanks!! → KOTARO NONOMURA
目次
数寄屋橋本店へ
銀座駅・有楽町駅などから歩いて行ける数寄屋橋本店は、1階が「ブラウハウス」、2階が「ビヤホール」という形で分かれていまして、ピルスナーウルケルは1階で飲むことができます。
一番近い出口は、東京メトロ丸ノ内線銀座駅C1出口。ただ、ここら辺のエリアは地下でも地上でも歩ける距離にいくつも駅があるので、比較的来やすいお店だと思います!
1階は、テーブル席とカウンター席。ビールのサーバーがカウンター席の左側にあるので、ぜひこの席はお勧めしたい!
また、ピルスナーウルケルにはいくつか注ぎ方があるんですが、公認タップスターのみが許された「Šnyt(シュニット)」も飲むことができます。
注ぎ方で味わいが変わるので、ぜひその注ぎ方にも注目してほしいなと思います。
ピルスナーウルケルを楽しもう!
この日は、目の前の席を用意してくれたので野々村さんと話しながらビールを楽しませてもらいました。(写真も撮り放題です・・・!)
世界最古の黄金ビールといわれるチェコを代表するビール「ピルスナーウルケル」。
野々村さんは「ピルスナーウルケルの上質な甘みとビール本来の苦みを楽しんでもらいたい」と考え、注ぎ方はもちろんのこと最高品質の状態で提供できるよう工夫しているんだとか。
詳細は、記事の中で紹介していきますね!
さて、ピルスナーウルケルの注ぎ方は、「ハラディンカ(Hladinka)」「シュニット(Šnyt)」「ミルコ(Mlíko)」の3つ。
「シュニット(Šnyt)」については、日本では公認タップスター、そしてその店舗でしっかりと指導を受けたバーテンダーのみが提供できる注ぎ方なんだそうです。今回は、3種類とも飲んできましたよ!
味わいの違いは確実にあるんですが、これはテキストで表現しても面白くないので、ぜひ実際に飲み比べてほしいなぁ・・・!
1.ハラディンカ(Hladinka)
本家チェコの伝統的な注ぎ方であるハラディンカ。
日本でよく飲まれる「生ビール」は、ほとんどの場合が「ビールを入れてから、泡をのせる」というケースが多いと思いますが、ハラディンカは泡を注いでからその下にビールを注ぎます。
程よく炭酸が抜け、滑らかでビールの旨味(苦味・甘味・泡の甘みなど)のバランスがとっても良い飲み方のように感じました。
日本では、キンキンのビールでのど越し重視な部分もありますが、ピルスナーウルケルは温度による味の変化も楽しめます!
このお店では、ミディアムサイズとラージサイズで提供していますので、お好みのでどうぞ。
2.シュニット(Šnyt)
グラス上部にわざと1Finger のスペースをあけ、3Finger の泡を注ぐシュニット。
実はバーテンダーの品質チェックのための注ぎ方で、香りをより感じられ泡自体モルトの甘さを強調しているようです。
しっかりと技術を持った人しか注いではいけない特別な注ぎ方なので、飲めるお店もかなり限られるのでぜひ飲んでみてほしい。
ただ、これだけ飲んでもわかりにくいので、2杯目にちょうど良いかなと思います!
※サイズは、ラージのみ
3.ミルコ(Mlíko/ムリーコ)
こちらは、日本のビールではほとんど見ることがないミルコという注ぎ方。ピルスナーウルケルならではというか、泡までこだわっていないと絶対にできない注ぎ方になります!
私がチェコに行った際には「ミルコはあんまり飲む人いないよ!」って言われましたが、飲んでみるといつもと違ったビールの楽しみ方を体験できるかも。
ちなみに、野々村さん曰くミルコの注ぎ方1つとっても泡の甘みが変わってくるとのこと。今回は、2種類のミルコを注いでもらったんですが、確かに違うんですよ。表現が難しいんですが、2つ同時に飲むと確かに違いがあるのが分かるんです・・・!
注ぎ方で、ビールの味わいに変化をつけることができるんですよねぇ。だからこそ、公認タップスターがいるというわけですな。
ビールへのこだわりについてはお店で直接話せたりするので、そんな楽しみ方もありだと思います!
ピルスナーウルケルへのこだわり
数寄屋橋本店では、最高品質の状態でピルスナーウルケルを提供できるようこんな工夫を行っているそうです!
- 冷蔵庫直結サーバーで樽の安定した温度管理。(鮮度を保つ)
- グラスに注ぐとピルスナーウルケルを美味しく飲んでいただく適温である「5℃~7℃」になるように温度管理をする。
- ピルスナーウルケルは、店舗では専用冷蔵庫で在庫管理(仕入れる酒屋さんにも、温度管理はお願いしているそうです)
※一般的なビールサーバーは「瞬冷」という注ぐときに瞬間的に冷却するサーバーだそうです。これだと、ビール樽そのものを暖かい状態で保管することになるため、このお店では冷蔵庫直結のサーバーを採用しているとのこと。
ピルスナーウルケルを可能な限りいい状態で提供できるように設備を整え、本来の上質な甘みを際立たせる注ぎ方にこだわったニユートーキヨービヤホール数寄屋橋本店。
これは、飲みに行く価値があると思いませんか?
この日は、久々のピルスナーウルケルを堪能させていただきました・・・!
料理やその他のビールも紹介するよ!
こちらがフードメニュー。
コスパの良いワインを出すお店としてもお勧めなので、料理はビールやワインに合うものが中心。夕食を食べ肉というよりは、ビールやお酒を中心に料理を合わせるっていう感じかなぁ。
この日は、チェコのビールを飲んだので料理もチェコ料理っぽいものを選んでみました。
こちらは「馬肉のタルタル」。チェコには海がないので海産物よりも肉料理が多く、とっても美味しいんですよ!
生肉をパンにのせて食べるタルタルや、生肉のカルパッチョなんかもあったのでチェコに行った際にはぜひ食べてほしい・・・。
チーズフライもチェコではよく出てくる料理の1つ!
こんなにお洒落じゃなくても全然良いんですが、バジルソースとトマトソースをかけて上品にいただきました。
お酒の種類は、ピルスナーウルケル以外にももちろんありますので、色々楽しんでみてください!
まとめ
正直、まとめるほどの内容はないんですが、もし「ピルスナーウルケルちょっと飲んでみたいかも」って思ってくれたら嬉しいなと思います!
その時に、樽生で提供しているお店を都内近郊でマッピングしていますのでご参考になれば幸いです!
ちなみに、2019年6月末現在で全世界で約250名、日本国内では4名がタップスターに認定されています。必ずお店にいるというわけでもないので、気になったらお問い合わせて見てくださいね!
Na zdraví!!
※同グループでは、今回お邪魔したお店のほかに「ミュンヘン(新宿)」「ニユートーキヨービヤレストラン(大阪第一生命ビル)」でも、ピルスナーウルケルを展開しているそうです!