国内でも数少ないチェコ料理を楽しめるお店「だあしゑんか(ダーシェンカ)」に行ってきました。
このお店の料理は、チェコの方が「本当に美味しい!」と話すくらい美味しいチェコ料理を提供してくれるだけでなく、樽生ピルスナーウルケルが飲めるお店でもあります!
この日、一緒になったお客さんから「また早くチェコに行きたいよね!」という会話が聞こえてきたんですが、本当にその通りですよ。
今すぐにチェコ旅をすることは難しいかもしれませんが、チェコ気分を味わいたいチェコ好きな方にお勧めのお店だなと思いました!
料理も雰囲気も最高です・・・!
世界感抜群のお店へ!
だあしゑんかは、四谷三丁目駅(4番出口)から徒歩3分、曙橋駅から徒歩5分程度のところにあります。
お店の入口はビルの地下1階になるので「知らないと入りにくい。」という声もありますが、もはやそんな心配は無用。ぜひ、ふらっと立ち寄ってみてくださいね!
階段を降り、ドアの前に立った瞬間に世界が変わります。まだ入口の前に立っただけなんですが、確実に魅力的な空気が漂っているんですよね。
さぁ、店内へ。
メニューもさることながら、店内もずっと見ていられるくらい魅力的。ほかのお客さんもいたので写真は一部になりますが、ひとしきりドリンクや料理を注文したら店内も楽しんでくださいね。
ちなみに、トイレにもチェコ情報が掲載されていました・・・!
だあしゑんかでは、このご時世なのでアルコールジェルやシートで仕切りを作るなどの対応をされた上で営業中です。
4人以上で来店すると、席の兼ね合いで離れて座ってもらうケースもあるようなので、事前にお店に確認しておきましょう!
チェコ料理をチェック!
日本では珍しいチェコ料理を中心に東欧料理とプレミアムビールを楽しむことができます。
チェコ料理にはチェコの国旗がついているんですが、こんなにチェコ料理を提供しているお店って本当に少ないですよね。
チェコの方が「チェコのよりも美味しい!」と絶賛したグラーシュをはじめ、ビールとの相性抜群のジーゼクやブランボラーク、ウトペネツやタルタル(馬肉)+トピンカなど、チェコの旅を思い出す料理がたくさん・・・!
この日のデザートメニューがこちら。
アイスがないということだったので、チェコのおばあちゃんが焼くような代表的な家庭菓子「バーボフカ」と、チェコのスーパーでもよく売っている「マコヴィコラーチ」を注文してみました。
また、樽生ビールがお休み中なので、ビールは瓶ビールより。
ピルスナーウルケルのほかに、1762年創業のプラハの伝統的ビアホール「ウ・フレクー(U Fleků)」の看板黒ビールを醸造責任者直伝のノウハウで日本に再現したという「横浜ベイブルーイング ベイ・ダーク」も期間限定で飲むことができます!
▼関連記事:チェコ親善アンバサダー 麦酒男氏
プラハの U Fleku(ウ フレクー)で美味しい黒ビールを飲みまくり(生ビールブログ)どうも、麦酒男です。プルゼニュのブルワリー「Purkmistr」に行った日本の女性ブルワーを探していたのが…
チェコ料理とビールでチェコナイトスタート!
とりあえず、ピルスナーウルケルで乾杯!樽生がないのは残念ではありますが、やはり飲まないわけにはいきませんね。
また「お通し的なもの!」ということで一緒にいただいた「チェコ風ニンジンラペ」が本当に美味しくて、サラダ代わりにこれを大皿で食べたいね、と話していたくらいです。
好き嫌いがわかれるそうですが、柑橘系の爽やかな味わいと、エルダーフラワーシロップのような甘さがあり、ミントも相まって本当に爽やかなラペでした!
【07/12 追記】あの味わいは、リンゴとレモン果汁と砂糖少々でした!
りんご、人参をチーズグレーターの細かい目の部分で擦り下ろしてるだけなんです。あとレモン果汁とお砂糖が少々。お家でも簡単につくれますよ 🏠
— だあしゑんか裏 (@bar_dasenka_ura) July 12, 2020
まずは、ビールとの相性抜群の「ジーゼク&ポテトサラダ」を。
豚肉をたたいて薄く伸ばし、ドイツ・ライマー製の極細のパン粉を使用したカツレツ(ジーゼク)と、チェコ風ポテサラの最強コンビですね。
1皿でこの量なので、2~3名でも十分楽しめます!
極細のパン粉を使い油切れが良く、食感はサックサク!
薄く叩いているとはいえ、しっかりと肉の味わいも感じるし本当に美味しい料理です。この料理だけで、ウルケル瓶3本は余裕で空きますね。
気になっていた「ベイ・ダーク」も飲んでみました。
しっかりとしたロースト感はもちろん、ワインのように少しずつ味わいながら飲めるビールですよ。一気に飲むのはもったいない・・・!
実は、チェコを旅する前までは黒ビールばかり飲んでいた黒ビール党だったので、久しぶりの本格派黒ビールに出会えてうれしい限りです。
こちらはチェコの定番メニュー「ヴェプショクネドロゼロ(Vepřo knedlo zelo)」。
塩味とスパイスが効いたローストポークと、クネドリーキ、ザワークラウトがワンプレートになっています!
もはや、とろっと柔らかい角煮ですね。味は濃いめなので、クネドリーキと一緒に食べるのもお勧めです!また、ザワークラウトが口の中をさっぱりさせてくれるので、飽きることなく食べられると思います。
そして、美味しい上にビールともよくあう。
最高です・・・。
最高ですよ・・・。
最後にデザートです!
マコヴィコラーチは、ケシの実とチーズを使った菓子パンに近いタルトだそうです。ケシの実を使った焼き菓子は大好きなので、これも美味しかったなぁ。
ケシの実は、よくアンパンについているごまみたいなあれですね。チェコでは、ケシの実を使った焼き菓子やパンが親しまれているそうで、まさにチェコを感じる1品!
バーボフカは、卵の風味がいきたチョコレートのマーブルケーキ。紅茶やコーヒーと相性よさそうです!
どちらも、ブルーベリーや生クリームと一緒にどうぞ!
チェコを感じたくなったら、行こう。
まさに、そんな感想です。
料理も美味しいし、お店の雰囲気もとっても良いので色々な方に体験してほしいなと思います!
実は、チェコの方が絶賛したグラーシュも注文する予定だったんですが、この日は暑かったので次回に持ち越しにすることに。
美味しいチェコ料理とビールを、東京でぜひ。