四谷三丁目駅から徒歩3分のところにある「だあしゑんか(ダーシェンカ)」。
チェコ料理や東欧料理を中心に、日本ではあまり食べることができない料理と樽生ピルスナーウルケルが楽しめるお店です!
今回は、だあしゑんかの料理を12品と、オーナーが「本物のビールの素晴らしさを広めたい!」という思いで提供をスタートさせた樽生ピルスナーウルケルやチェコのお酒についてご紹介したいと思います。
美味しいチェコ料理をぜひ楽しんでください!
目次
チェコ雑貨や本が飾られた店内
だあしゑんかの店内には、チェコや東欧関連の本や雑貨がずらり。
絵本やレシピ本、ガイドブックに現地の本などもあるので、本好きな方には特にお勧めですね。
また、チェコ料理のお店ですので皆チェコへの想いは強く、私もチェコ政府観光局認定チェコ親善アンバサダーとして活動しています!
お店で、チェコの話ができたら幸いです。
お店には、チェコの方も来店いただくこともあり、料理やビールも好評でした!
「誰にレシピを教えてもらったの?」「どこで習ったの?」などコメントをいただいているので、きっと安心クオリティなはずです。
空冷式樽生ピルスナーウルケル
設置当時より、オーナーが「現地に限りなく近いコンディションで提供できるように」と、ビールに余計な負荷をかけないように空冷式サーバーでピルスナーウルケルを提供しているのも特徴です。
現在は、ハラディンカ(Hladinka)、ミルコ/ムリーコ(Mlíko)の2つの注ぎ方を中心に、曜日限定でシュニット(Šnyt)も飲むことが可能です!
こんなに美味しい「泡」があるのか、と思ってしまうほど他のビールとは泡が違うんですよねぇ。
ぜひ体感してみてください。
また、お店の混雑状況によって変動がありますが、他のピルスナーウルケルグラスで飲むことも可能です。
気になる方は、スタッフまで。
チェコといえばビールは外せませんが、薬草種「ベヘロフカ」も忘れてはいけません。
100%自然原料で化学保存料・人工着色料などは使っておらず、世界40か国以上に輸出されて人気のお酒なんです。
独特な香りと味わいでクセになる1杯。
飲み方は、ストレート、ロック、ソーダ割りなどありますが「ベトン」や「ビビベトン」が特にお勧めです!
だあしゑんかのチェコ料理
だあしゑんかで実際に食べたチェコ料理をご紹介していきたいと思います。
料理全般的に1皿の量が多いので、2名以上だと色々な料理を楽しめると思います!また、料理についてはハーフサイズを展開しているものもあるので、スタッフにご確認ください。
前菜・冷菜 5品
まずは、前菜から2品。
「チェコ風ポテトサラダ」は、ゴロっと少し大きめにカットされたジャガイモをベースに、ピクルス液を使って爽やかな味わいに仕上がっています。
チーズのマリネ「ナクラーダニー ヘルメリーン(Nakládaný hermelín)」はチェコの定番おつまみの1つで、ビールとの相性も良いですね。香辛料を使っていることもあり、お店によって味わいが違うのも特徴です。
ソーセージの酢漬け「ウトペネツ」と「キノコのピクルス」。
どちらも爽やかな味わいで、おつまみにぴったり。
冷菜は注文してから出てくるまでの時間が短いので、まずはチェコの冷菜をお楽しみください。
こちらは、チェコ風の煮こごり「トラチェンカ」。
豚の白もつと卵、野菜をゼリー寄せにした料理で、ガーリックオリーブオイルとワインビネガーでいただきます!
この料理は、お店によって中に入っている食材がかなり変わる印象ですね。色々なお店で試してみて欲しい1品。
馬肉のタルタル(タタラーク)
こちらは、お肉好きの方におすすめの「馬肉のタルタル(タタラーク)」です!
チェコに行ったらぜひ食べて欲しい料理の1つで、日本では生肉の取り扱いの観点から馬肉を使用するお店が多いと思います。
お肉に、にんにくや玉ねぎ、パプリカパウダーなどのスパイスを加えて食べる料理で、そのままでも美味しいですし、揚げパン「トピンカ」と一緒に食べると絶品!
※基本的には、お店側で味付けをした状態で提供してくれます!
「揚げ物」から3品
こちらは、ジャガイモの「パンケーキ」「お好み焼き」と例えられることが多い「ブランボラーク(プレーン)」という料理です!
だあしゑんかのブランボラークは南部鉄器でじっくりと揚げ焼きにしており、厚みがあるのが特徴ですね。
ふわっとモチっとした食感をぜひ楽しんでください!
※他にも、しいたけやベーコンを使用したブランボラークもメニューにあります。
揚げ物から「カリフラワーのフライ」と「ジーゼク&ポテトサラダ」を。
かじった時にフワッと広がるカリフラワーの香りと味わいがたまらない「カリフラワーのフライ」。味はあっさりとしていますがそのままでも美味!一緒についてくる塩やタルタルソースでも美味しくいただけます。
ボリュームタップリの「ジーゼク&ポテトサラダ」は、しっかりと下味がついてビールとの相性抜群!さらに、セットになっているチェコ風ポテトサラダも加わりボリューミーな1皿です。
「グラーシュ」から2品
チェコの定番料理「牛肉のグラーシュ」と、他店ではあまり見ることのない「セゲジーンスキーグラーシュ」です!
「牛肉のグラーシュ」は、飴色になるまでじっくり炒めた玉ねぎと、生ビールとパプリカパウダー、キャラウェイシード、マジョラムをふんだんに使用して2時間以上じっくり煮込んだビーフシチュー。だあしゑんかの看板メニューですね!
「セゲジーンスキーグラーシュ」は、豚肉とザワークラウトを一緒に煮込んだ爽やかな酸味を感じるシチューです。日本でこの料理をあまり見たことないですし、シチューとザワークラウトの組み合わせもかなり珍しいと思います!
どちらも、付け合せに「クネドリーキ(茹でパン)」がセットになっています。
スヴィーチコヴァー
「スヴィーチコヴァー・ナ・スメタニエ」という料理。クリームシチューに分類されるようです。
実は、コアなファンが多いチェコ料理の1つ!筆者がチェコに行った際に「この味、人生で初めて食べたかも・・・!」というくらい衝撃を受けた料理です。
牛サーロインと根菜を使い、レモン、サワークリーム、クランベリーソースが添えられており、複雑な味わいが美味!
だあしゑんかでは、限定メニューとして提供しており常にあるわけではないので要注意です。
ご要望の方は、お店までご確認ください。
東京でチェコ料理を食べよう!
チェコ料理は、知らない人は全く知らないと思いますし、たまたま出会うこともほとんどないニッチな料理です。
ぜひ食べてみてください。
きっと、その美味しさに病みつきになるはず・・・!