チェコには海がないので、お肉を使った料理がたくさんあります!その中でも印象に残っているのが「タルタル」です。
カラッと揚げたパン「トピンカ(Topinka)」に、生ニンニクをすりこみ、その上に生肉をのせて食べる料理なんですが、これが最高。生肉が好きな方にはぜひ食べていただきたい料理です!
チェコ語だと「タタラーク(Tatarák)」というそうで、メニューにもよく登場します。私はチェコ語も英語も苦手なので、お店で「ビーフタルタル!」「ステーキタルタル!」と全力で伝えたら「あー、これね!」みたいな雰囲気になって注文できました。
私が実際に食べたタルタルと、チェコ親善アンバサダーの方々、SNSでご連絡をくれた方々の写真をご紹介していきます!
また、随時追加していきますので、もし「写真提供するよー!」という方がいらっしゃったら @nocco までご連絡ください。(グラーシュの写真も並行して募集しています)
目次
タタラークの基本的な食べ方
私の人生で初めてのチェコ料理は「ジャテツ(Žatec)」という街のレストランでした。だからこそ印象に残っているのかもしれませんね!
タルタルには「トピンカ」というカリッと揚げたパンがセットになっています。
私が見たメニューには「Topinkami(8ks)(トピンカミは複数形です)」と書かれていまして「トピンカ8個がセットだよ!」ということらしいです。
まず、生にんにくをトピンカにすりこみます。そして、生肉をのせて完成です。(付け合わせの野菜などをのせても美味)
「大体似た味になるんじゃない?」と思っていたんですが、お店ごとにトッピングやお肉に混ぜているスパイスなどが少しずつ違うので楽しかったです!
お店の詳細は下記よりどうぞ。
色々な「タタラーク」をご紹介していきます!
私が食べたタルタルをはじめ、写真を提供してくれた方々のタタラークをご紹介していきます。
チェコのタタラークは、大きく2つのタイプがあって「お店独自の味付けがしてあるタイプ」と「お好みで、自分で味付けができるタイプ」があります。そのあたりも見てもらうと楽しいと思います!
※写真は、持ち主ご本人に本サイトへの掲載許可をいただいております!ご協力ありがとうございました。
Prague(プラハ)
チェコの中で最も有名な観光都市。ほとんどの方がプラハを経由するので、このエリアのレストランは立ち寄りやすいはず!
Kantýna
プラハにあるカンティーナ。もともと銀行だった場所をレストランとして使っている珍しいお店です。
また、このお店は「カルパッチョ」も大人気!
U Zlatého Tygra
プラハ旧市街にある「U Zlatého Tygra(黄金の虎)」のタタラーク。お皿にスパイスや調味料などがのっていて、自分で調節して食べることができます。
お店には常連客専用カウンターがあり、地元の方が大勢来るレストラン!異国感を存分に楽しめそうですね。
Naše maso
プラハ「Naše maso」のタタラーク。スパイスがたくさん入っているのが特徴で、他のタタラークとはちょっと違った味わいを楽しめるかも。
ちなみに、お店の人気商品はハンバーガー!
【NEW】Pivnice a restaurace U Rudolfina
このみずみずしさ、伝わりますでしょうか?他のタタラークよりも水分量が多いように感じますね!
美味しそう。
そして、(筆者は)他ではあまり見たことがなかった付け合わせも。これは芋だけのコロッケのような料理らしく、別途注文したものだそうです。
これも絶対にタタラークと相性良いやつですよね!
Pivnice a restaurace U Rudolfina のタタラークは、味付け&ミックス済みで提供されていたそうです!
【NEW】Bredovský Dvůr
Bredovský Dvůrのタタラークは、2017年に昼訪問した際は「自分で味付け&混ぜる」という形式、2019年に夜訪問した際は「味付け&ミックス済み」という形で提供されたそうです。
パンに伸ばした様子がたまりません・・・。
Googleのクチコミは 3,724件、評価 4.4とかなり信頼できるお店・・・!(2021年5月現在)
【NEW】Lokál
味付け&ミックス済みで提供。こちらもみずみずしいイメージ!
【NEW】Klášterní pivovar Strahov
プラハ城の西側にある修道院パブのタタラーク!
Kroměříž(クロムニェジーシュ)
チェコ南東部に位置するクロムニェジーシュ(Kroměříž)。
世界遺産である「大司教宮殿と庭園群」があることも知られているエリアで、大司教宮殿の図書館が魅力的という声も!
Černý Orel
「Černý Orel」のタタラークには、ピクルスと紫玉ねぎのスライス、唐辛子が添えられていています。
唐辛子、どうやって食べるんだろう?!辛みのあるタタラークが楽しめそうですね。
Cvikov(ツヴィコフ)
チェコ北部にある Cvikov。ジェチーンとリベレツの間にあり、アジア圏からの観光客はほとんど見たことがないと言っていたような。(特に日本人)
Pivovar Cvikov
多めに揚げパンはくれるものの、生にんにく4個ついてくるってすごいですよね・・・!
途中、ピクルスで口の中をすっきりさせると長く美味しくお肉を味わうことができると思います。
Pardubice(パルドゥビツェ)
チェコ東部のPardubice。ヨーロッパで最もタフと言われる競馬レース「ヴェルカー・パルドゥビツカー」や、ジンジャーブレッド作りで有名な町らしい。
Bohémská hospoda
「Bohémská hospoda」のタタラークは、写真からお店を探したのでもしかしたら隣のお店かもしれませんが、きっと大丈夫。
場所は、旧市街(歴史保全地区)の中心にある広場「Pernštýnské nám」のテラス席で食べたそうです。雰囲気を楽しみながら、食事とビールを堪能できそう・・・!
Mikulov(ミクロフ)
オーストリアとチェコの国境に位置するミクロフ。チェコはビールが有名ですが、このエリアのワインも有名なんです!
Bistro Drogérka
ビールとの相性も良いですが、、このエリアに来たらワインもありですよね。
トピンカの提供の仕方もおしゃれ!
Plzeň(プルゼニュ)
ピルスナーウルケル誕生の地・プルゼニュ。ビールと生肉の相性たるや・・・!
Restaurace Purkmistr
「Restaurace Purkmistr」は中心街から少し離れているので、地元の方でにぎわうレストランだそうです!
小規模ながらビール醸造も行っていて、ユニークなビールが飲めるかも。Googleのクチコミ評価も高い・・・!
Chrudim(フルディム)
フルディムは、中世の建築物や城砦旧跡などの歴史遺産が残る町。
また、有名なマリオネットミュージアムがあり「この博物館のためにこの街にくる価値も十分にある」という声も。
Restaurace U Haničky
ボヘミア東部の町・フルディム「Restaurace U Haničky」のタタラーク。
日本で食べたタタラーク
銀座・ニユートーキヨービアホール数寄屋橋本店で食べた「馬肉のタルタル」。ビーフタルタルではありませんば、美味しかったのでご紹介しておきます!
チェコ料理というカテゴリではありませんが、タルタルは提供していました。
神田にあるビア&ウィスキー・バー「Bar Malt Road (バー・モルト・ロード)」の牛肉のタルタル。ピルスナーウルケルを常設しているわけではありませんが、定期的に「チェコウィーク」と題しチェコのビールを樽数限定で提供しています。
ここのタルタルは、味がしっかりついていてビールやワインとの相性も抜群です!
まとめ
やっぱり、生肉って最高ですよね。
本当は「タタラーク100景」にしようと思ったのですが、さすがに難しかったです。笑
今後も、ご提供いただいた写真は随時更新していきたいと思いますので、お気軽にご連絡ください。目指せ、タタラーク100景!
【お知らせ】
本サイトでは、以下の写真や情報をご提供頂ける方を募集しています!
- タタラークの写真
- グラーシュ、スヴィチコヴァーの写真
- ビールを飲んでいる写真(楽しそうなのは特にWelcome!)
掲載させていただく際には、必ず個別やり取りをさせていただきます!下記、またはContactよりご一報ください。