「世界のビール博物館」や「クラフトビールタップ」を運営するワールドリカーインポーターズにて、チェコビールの輸入がやっと動いたとご連絡をもらい、さっそくいただいてきました!
もともと、樽生チェコビールを常設ビールとして展開していましたが、新型コロナウイルス感染症の兼ね合いで一時的に提供をストップ。
念願の再スタートとなりました。
ピルスナーウルケル以外の樽生ビールを常設しているレストランはかなり少ないので、チェコビールを飲みたい方はぜひチェックしてみてくださいね!
Special Thanks!!(取材協力)
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世界のビール博物館
目次
世界のビール博物館 東京スカイツリータウン・ソラマチ店
お邪魔したのは「世界のビール博物館(東京スカイツリータウン・ソラマチ店)」。
樽生はチェコ、ドイツ、ベルギー、イギリス、アメリカの5ヵ国に絞り、さらに各国で厳選されたビールを輸入・販売しています。
また、瓶ビールの販売も行っていまして、その種類は500種類を超えることもあるんだとか!
レストランは、350席とソラマチの中でもかなりの広さを誇り、店内には国ごとにコンセプトを持たせたバーカウンターを用意。
まさに、世界のビール博物館。
樽生チェコビール2種類をご紹介します!
この日ご一緒したのは、ワールドリカーインポーターズの志宮さん。
以前、チェコビールへの熱い思いをインタビューさせていただいたご縁で、この日もチェコビールについてお話を聞きながら試飲をさせていただきました!
今後、常設ビールとして展開していく樽生チェコビールは「Ježek Šenkovní Pale 10」「Merlin Černý」の2種類になります。
▼志宮さんについて
Ježek Šenkovní Pale 10
まず1つ目は、世界のビール博物館オープン時から常設ビールとして販売していた「Ježek Šenkovní Pale 10」。
ピルスナータイプのビールで、スーッと飲めるすっきり系。ピルスナーウルケルよりもサラッと飲めてしまうような印象でした。
そして、後からほど良い苦味が追いかけてくる1杯です。
幅広い料理との相性の良さが伺えます!
Ježek ブランドのビールは、プラハとブルノの間にある「Pivovar Jihlava」で醸造されています。調べてみると「チェコ最古の鉱業の町」なんだそうです。
「日本では飲むことができいないチェコらしいビールを探して行き着いたブルワリーです。」と話す志宮さん。
実は、このビールは「世界のビール博物館」のオープンに際し、志宮さんご本人がチェコに行き輸入を決めたビールなんですよ!
そんな1杯をぜひどうぞ。
Merlin Černý
もう1つの樽生チェコビールは「Merlin Černý(メルリン チェルニー)」という黒ビール。
チェコの黒ビールを飲める機会はほとんどないので、これが常設になるのは熱いです!
香ばしさのある真っ黒なビールに飲む前から重さを感じましたが、飲んでみるととっても軽やか。甘さはほとんどなくすっきりとした飲み口で、後からロースト感が広がります。
アルコール度数も 4.7% と控えめ。
Merlin Černý は、ギネスの味を濃くしたような印象かなぁ。
もちろん全く別物なんですが、アルコール度数が10%前後で重くビターでチビチビ飲むような黒ビールではなく、後味がとってもすっきりとしているビールですね。
Merlin Černý は、南ボヘミアの主要都市「チェスケー・ブジェヨヴィツェ」の近くにブルワリーがあるようです。
価格について
ドリンクメニューがこちら。
価格は決して安くはありませんが、チェコの2種類の樽生ビールにおいては日本国内で飲めるお店はほとんどないんじゃないかなぁ。
世界のビール博物館では、樽生ビール飲み放題付きのコース(5,000〜6,000円)が用意されていますので、ビールをたくさん飲む方はこちらの方が断然お得になります!
また、今回の樽生と平行して、レストランスタッフの試飲用に約30種類のチェコビール(瓶)を用意しているんだとか。
今後選定していくらいしく、ワールドリカーインポーターズのチェコビールの展開に注目したいところです!
世界のビール博物館の料理
ドイツ料理を中心に、2〜3名で分けて食べるようなものが多い印象です。基本的には、1品1,000円以上のものが多く、お肉料理は2,000円前後といったところでしょうか。
今回は、ビールとの相性がブレることのない「フィッシュ&チップス」で。
日本でチェコビールを飲もう!
チェコからの輸入ビールということで、価格帯は一般的なビールよりも高めではありますが、樽生・瓶ビールなど地方ブルワリーのビールを取り扱っているので、チェコ旅行でも飲めないビールに出会える可能性もありそうですね!
日本国内では、あまり飲むことのできないチェコビール。
気になる方はぜひ、チェックを。