チェコに行ったら1度は食べるであろう定番料理「グラーシュ」を作ってみました!
グラーシュはハンガリー起源の料理で、ハンガリー近郊エリアやドイツなどでも定番料理として食べられているそうです。国やエリアによって同じグラーシュでも違いがあるので、色々食べてみたいところです!
今回は、ビールと牛肉を使ったグラーシュ(Pivní hovězí guláš)を作ってみましたので、その様子をご紹介します。
▼クネドリーキの作り方はこちら!
目次
今回参考にした動画はこちら
チェコ料理を作るときには毎度お世話になっている「Kuchyně Lidlu」の動画。スーパーマーケットの Lidl が配信している動画ということもあり、言語がわからなくても作り方がわかりやすいです。
レシピによって登場人物も変わるので、面白いですね。(これの日本語版が欲しい・・・。)
※レシピは、動画の概要欄に記載されています。
もう1つは、検索して見つけた「Hospodský guláš(居酒屋のグラーシュ)」という動画。ビールを使うグラーシュの作り方の動画なので、参考にさせていただきました!
用意するもの
- バター:30g(本来はラードを使用)
- 玉ねぎ:1個
- 牛肉(シチュー用):約300g
- トマトペースト:大さじ1
- スパイス(マジョラム適量・パプリカパウダー大匙1・クミン小匙1)
- 水 600ml
- ビーフコンソメ:2個(ビーフストックの代用)
- にんにく:3粒
- パプリカ:飾り用
料理初心者としては、工程はさほど難しくないものの食材集めに一苦労。食材によっては揃えにくいものもあるので、代用品を検討するのがとっても大変ですね・・・。
トマトペーストは「カゴメトマトペースト」を使用しました。料理には、1パウチ(大匙1杯分)使っています。
また、ビーフストックは「ビーフコンソメ」で代用。
チェコ料理が思っていた以上にスパイスをよく使うので、安定のスパイス・豆の専門店「アメ横大津屋」で購入。量は多くなってしまいますが、小瓶を買うよりも断然お得。
順番に炒めて、煮込むだけ。
先ほどの動画を参考に、調理を進めます!
野菜やお肉を炒め、最後に水を入れて煮込むだけです。スパイスは適量としましたが、マジョラムが入るとチェコ料理感が増しますので、ぜひ入れてほしいスパイスですね。
炒める。
動画では、多めにラードを使い「揚げ焼き」に近い状態で調理していましたが、今回はバターで玉ねぎがあめ色になるまで炒めていきます。
トッピングでリング状の玉ねぎをいくつか使いますので、最初によけておいてください。
牛肉(シチュー用)は塩コショウで下味をつけておき、玉ねぎがあめ色になってきたら牛肉を加え炒めます。
ピルスナーウルケルをひとまわし。
ビールなら何でもOKですが、せっかくなのでピルスナーウルケルを使用。(また、赤ワインを使う際にもこのタイミングで)
「ビール煮込み」の場合にはビールをかなり使用しますが、動画ではスパイス的な役割で使用してるのかもしれませんね。
ひとまわししか使いませんので、余ったビールを飲みながら作業を進めます。
スパイスなどを入れて煮込む。
トマトペースト(1パウチ)、パプリカパウダー(大匙1)、クミン(小匙1)をいれます。スパイスは、お好みで増やしても良いと思います!
ニンニク3粒は、すりおろしたものをこのタイミングで。
水を600ml+ビーフコンソメを煮込んでいきます。ローリエは、牛肉を買った際についてきたので一応入れておきました!
少し煮込んだら、最後にマジョラムを加え再び煮込めば完成です!
トッピング用の野菜を焼く!
パプリカとリング状の玉ねぎをバターで炒めます。これはお好みですが、チェコのグラーシュでよく見かけたので真似してみました!
グラーシュの完成!
事前に作っていたクネドリーキを添えて、グラーシュの完成です!
仕上がりとしてはグラーシュの中でもスープに近いグラーシュで、スープとしての完成度が高い・・・!カップに入れてそのまま飲めるくらい美味しかったです。
ちなみに、2日目もこのグラーシュを飲んでみたのですが、味がなじんで2日目の方が美味しかったように感じますね。
弱火で長めに煮込むのもありかもしれません。
クネドリーキの出来もよく、グラーシュとの相性がとても良かったですね!
次は、スヴィチコバーとかかなぁ。チェコ料理を調べなくては。
▼クネドリーキの作り方はこちら!