チェコの定番料理の1つ「牛肉のグラーシュ」の作り方をご紹介します!
調理工程自体はさほど難しいことはなく、食材さえ揃えば簡単に自宅でも再現可能ですのでぜひ試してみてくださいね。
グラーシュには決められたレシピというものはなく、お店ごと、家ごとにアレンジされており、カレーやシチューのようにお好みの味に仕上げることができます!
ただ「マジョラム」については、この料理に欠かせないスパイスですのでご用意をお忘れなく。
目次
用意する食材
- マジョラム適量、パプリカパウダー(大さじ2)、クミンパウダー(小さじ2)、ローリエ(1枚)
- バター:30g(チェコのレシピではラードを使用)
- 牛肉(シチュー用):約300〜350g
- 玉ねぎ(牛肉と同量)
- トマトペースト:70〜100g
- 小麦粉:大さじ3
- 水 600ml
- ビーフコンソメ:2個(ビーフストックの代用)
- にんにく:3粒(すりおろします)
- 塩、胡椒
※トマトペーストは「カゴメトマトピューレー 100g(約3倍濃縮)」を使用しています。
玉ねぎは、みじん切りに。
牛肉は、1口サイズにカットしておきます。
にんにくは、全てすりおろしておきます。味わい・香りともに生にんにくを使用した方がおすすめですが、手軽にチューブタイプでももちろん問題ありません!
グラーシュの作り方
それでは、グラーシュを作っていきます。
火加減は、基本的には最初から最後まで弱火〜中火で調理しています。焦げないようにだけ注意してください!
そして、グラーシュといえばやはりクネドリーキでしょう!作り方は別記事で紹介していますのでご参考に。
ちなみに、クネドリーキでなくてもバゲットやライスでも美味しいので試してみてくださいね。
玉ねぎを炒める
刻んだ玉ねぎをバターで炒めていきます。
しんなりしてきたら「クミンパウダー 小さじ2」を加えて、さらに炒めていきます。
牛肉を加える
次に、一口サイズにカットした牛肉を入れて玉ねぎと一緒に炒めていきます。
牛肉の色が変わり鍋の底の水分がなくなるまで炒めたら、塩・胡椒で整えます。
※焦げないように気をつけてください!
パプリカパウダー/トマトペースト/小麦粉を加える
その後「パプリカパウダー(大さじ2)」「トマトペースト(100g)」「小麦粉(大さじ3)」を加えます。
トマトペーストは1パック100gだったこともあり1回で使い切りましたが、3倍濃縮タイプだったので50〜70gくらいでも十分かもしれません。
また、とろみ加減については小麦粉の分量で調整してOKです!
全体を優しく混ぜながら馴染ませていきます。
ビーフコンソメで煮込む
全体を優しく混ぜたら「ローリエ(1枚)」を加えます。
その後「ビーフコンソメ(2個)」「水(600ml)」を加え、さらに煮込んでいきます。
最後にマジョラムを加え完成!
マジョラムは煮込みすぎると香りが飛んでしまうので、最後に加えるのがおすすめです。マジョラムを加えて、10分程度煮込めば完成です!
マジョラム香るグラーシュの完成!
スパイスの量、トマトペーストの量などでかなり印象が変わると思いますので、味見をしながらお好みの味に近づけてもらえればと思います!
別の日に作ったグラーシュと比べると色味がかなり違いますね。色々なグラーシュを作って、ベストを探したいところです・・・!
ちなみに、グラーシュはライスとの相性もよくカレー風にいただくのもおすすめです!